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2025/01/29

60代女性 虫歯が進行した歯を抜きワイヤー矯正とインプラントで噛み合わせを回復した症例

ご相談内容

「右下の奥歯が痛むので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

右下の奥歯(第1大臼歯)と右上の奥歯2本(第1小臼歯、第1大臼歯)は、歯を残すことが困難なほど重度の虫歯になっていました。
また、左下の奥歯(第1大臼歯)は歯根が半分しか残っておらず、噛む力に耐えられない状態でした。

さらに上下の前歯がデコボコに並ぶ「叢生(そうせい)」で、糸切り歯は外側に飛び出て生える八重歯になっており、側切歯は正常な位置から内側にずれて生えているため、下の歯が上の歯よりも前に出て噛み合っていました。

歯並びをこのままにすると、歯ブラシが届かない場所があり汚れを取りきれず虫歯が増える、歯を支える周囲の組織が炎症を起こす「歯周病」になるといった可能性があります。

以上のことから、虫歯が進行した歯の治療を行い、矯正治療を併用して全体の歯でバランスよく噛めるようにする必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

左右下の奥歯・右上の奥歯2本の計4本は温存が困難なため抜歯が必要であること、また抜歯後の治療方法として次の2点を提案しました。

・右上の第1小臼歯:矯正治療で歯を動かすためのスペースとして利用し、抜歯部位を埋める
・ほかの3本:顎に人工の歯根を埋め込む「インプラント治療」を行う

また矯正治療を行うことで、叢生が原因で突出した口元が引っ込み、横顔が整うメリットもお伝えし、治療に同意いただきました。

まず抜歯をしますが、先に挙げた4本に加えて、歯を動かすスペースを確保するために左上の第1小臼歯も抜いています。

次にワイヤーの力で歯を動かす「ワイヤー矯正」を行います。ワイヤー矯正は、歯の表面に取り付けた器具「ブラケット」にワイヤーを通して歯並びを整える方法です。

下顎は矯正治療で歯が移動することを考慮し、左右とも抜歯部位の手前隣の歯から少し距離をあけてインプラントを埋め込みました。その後、ワイヤー矯正で前歯を後ろに移動させて隙間をなくしました。

右上の奥歯は矯正治療の終盤、歯並びが整ったところでインプラントを埋め込みました。

続いてワイヤー矯正の装置をはずし、最終的な被せ物を作るため、インプラント部分に装着していた仮歯を調整して噛み合わせや形の確認をします。

その後、耐久性と審美性に優れた「セラミック」の被せ物を作製、装着して治療を終了しました。

この治療のリスクについて

・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
・歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

  • 年齢・性別 60代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 約2年半
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 約1,480,000円
    (矯正治療、インプラント、セラミック)

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診療時間 9:30~13:00 14:30~19:00
休診日 日曜 祝日
代表者 大塚 正行

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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