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2024/07/07

70代女性 インプラント治療と矯正治療を併用して抜歯部位を補いしっかり噛めるようにした症例

ご相談内容

「左上の奥歯が痛くて噛めない。右下の歯も揺れて気になるので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

レントゲン撮影で詳しく確認したところ、左上の奥歯1本は歯の根が折れており、もう1本の奥歯は歯茎が炎症を起こし、歯を支える骨が失われる病気「歯周病」が重度の状態でした。

さらに、揺れている右下の前歯と右上の奥歯2本も同じように、重度の歯周病が認められました。

上左右の奥歯周りの組織が崩壊した原因は、噛み合わせの悪さが影響している可能性があり、また右下の前歯の揺れは歯並びの悪さから歯磨きがしっかりできなかったことによるものと考えられます。

歯周病が進行している部位は温存が難しいため抜歯をし、しっかり噛めるよう治療を行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

上左右の奥歯については、抜歯後に1本ずつあごの骨にネジを埋め込む「インプラント」による治療をおすすめしました。
ただし、現状の噛み合わせをそのままにしておくと、インプラントの状態が悪化するおそれがあります。
そこで再治療の可能性を最大限に軽減するため、矯正治療により噛み合わせを改善してから抜歯部位にインプラントを埋入する方法を提案しました。

また、右下の前歯は、歯周病で失われた骨を再生するのではなく、抜歯を行ってできた隙間を矯正治療により閉じる方法であれば、治療期間の短縮が可能であることも併せてお伝えし、治療に同意いただきました。

まず、歯の汚れをしっかり取り除くなどの「歯周基本治療」を施したうえで、上の奥歯4本と右下の抜歯を行いました。

次に、上下全体の歯の表面に器具を取り付けて歯を動かす「ワイヤー矯正」を行い、隙間をしっかり閉鎖することと噛み合わせを改善することに注力しました。

その後、ワイヤー矯正で歯並びを維持しながら、上左右の抜歯した部位に鼻の空洞「上顎洞」の粘膜を持ち上げて作った隙間に材料を入れて骨を再生させる「ソケットリフト」を行い、インプラントを埋入するために必要な骨の高さを確保してから埋め込んでいます。

最後に、インプラント部位に仮歯を装着し、矯正装置を取り外して経過を観察しました。
問題がないことが確認できたため、自然な白さと強度がある「セラミック」の被せ物を作製しました。埋め込んだインプラントに被せ物を装着し治療を終えたあとは、メンテナンスへと移行しています。

この治療のリスクについて

・矯正治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
・歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

  • 年齢・性別 70代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 約1年8ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 約2,000,000円
    (矯正、インプラント2本)

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休診日 日曜 祝日
代表者 大塚 正行

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