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  • 部分入れ歯
2023/03/20

60代男性「左上の歯がなくて噛めない。インプラントは考えていない」歯のないところへ親知らず2本を移植し、噛み合わせを回復させた症例

ご相談内容

「左上の奥歯を抜いたので、うまく噛めない。インプラントは考えていない」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見すると、左上の奥歯2本(第1大臼歯/6番・第2大臼歯/7番)が欠損していました。歯周病などを理由に抜歯し、その後放置されていた状態と考えられました。

左右の下の親知らず(第3大臼歯/8番)が2本残っていました。
右上の奥歯2本(第1小臼歯/4番・第2大臼歯)は、歯ぐきが腫れて「歯周病」が見られました。

行ったご提案・治療内容

天然歯である左右の下の親知らず2本を抜歯した後、左上の欠損部分に移植して噛み合わせも改善する治療方法をご提案し、ご了承いただきました。

移植を行う前に、まずは親知らずの神経を取って管をきれいにする「根管治療」を行いました。
その後、親知らずの「歯根膜(しこんまく)」を多く残すために、矯正治療を部分的に行う「MTM」を施しました。
歯根膜とは、歯と顎の骨「歯槽骨(しそうこつ)」との間を結び付ける組織でクッションの役割をします。この歯根膜が多く残っていると、移植後の歯と骨の結合が強くなるため、移植の成功率が上がると言われています。

次に、親知らずの抜歯を行って「ドナー歯」として、欠損部分に移植しました。
移植直後は、歯肉の包帯である「歯周パック」を行うことで、傷口保護やドナー歯の固定、止血と治癒を促進しました。
最後に傷口の治癒やドナー歯の安定を確認し、銀歯を被せて治療を完了しました。

また、右上の奥歯2本は保存が難しかったため、抜歯をして部分入れ歯を作製しました。

術後の経過・現在のご様子

親知らずの移植が成功し、しっかり噛めるようになりました。
患者様も「自分の歯を使えたのも、噛めるようになったのも嬉しい」と、非常にご満足いただいています。

治療から10数年経過した現在も変わらず使用できており、定期検診にてメンテナンスを続けています。

この治療のリスクについて

・移植が成功しない場合があります
・顎の骨や親知らずの状態によっては、移植できない場合があります

  • 年齢・性別 60代男性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 1年半(2本の移植完了)
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 600,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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治療前 治療中 治療後

クリニックより

移植手術は天然歯で行うため、インプラントに比べると自分の歯の感覚があって違和感が少ない治療方法です。
インプラントではない方法をご希望の方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

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診療科目 一般歯科、矯正歯科、小児矯正、ホワイトニング、インプラント、詰め物・被せ物、根管治療、顎関節症治療
自由診療 ワイヤー矯正、マウスピース矯正、インプラント、根管治療、セラミック・ジルコニア、ブリッジ、顎関節症
住所 〒235-0023 神奈川県横浜市磯子区森1-11-4 パシフィック磯子マンション101
アクセス JR根岸線 磯子駅 西口より徒歩3分
診療時間 9:00~13:00 14:30~18:00
休診日 月曜 日曜 祝日
代表者 武内 清隆

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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