ご相談内容

「歯の黄ばみが気になってきた。ホワイトニングで綺麗な歯にしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

患者様のお話によると「以前はもっと歯が白かった気がする」とのことで、歯の黄ばみは経年的な変化によるものと考えられました。

ホワイトニングの薬剤は、歯周病や虫歯がある場合は使用できません。そこで全体的な検査を行ったところ、治療が必要な歯は認められなかったため、ホワイトニングをすぐに実施できると診断しました。

行ったご提案・治療内容

歯の表面に歯石がついているとその部分にはホワイトニングの薬剤が浸透しないため、まず最初にクリーニングで歯石を除去し、綺麗な状態にしました。

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご自宅で行うホームホワイトニングの2つがあります。
オフィスホワイトニングは、ホームホワイトニングと比べて患者様自身で行う手間がなく、即効性がある反面、効果が短期的で後戻りしやすいという特徴があります。また、違和感のない自然な色味にすることもやや難しいことを説明しました。

一方で、ホームホワイトニングは自宅で長時間マウスピースを使用する必要がありますが、オフィスホワイトニングよりも自然な白さを保ちやすい特徴があります。徐々に効果が現れるため期間はかかるものの、歯の色味を確認しながら患者様の好みの白さに調整することが可能です。
また、ホームホワイトニング用の薬剤はオフィスホワイトニングより穏やかな成分のため、自宅でも安心して利用できることをお伝えしました。

また、2つのホワイトニングを併用する方法もあります。その場合、最初にオフィスホワイトニングを受けていただき、その後ホームホワイトニングでより白くし、その白さを持続させます。
それぞれの特徴を考慮いただいた上で、オフィスホワイトニングをご希望されました。

まず、歯ぐきを保護してからホワイトニングの薬剤を歯の表面に塗布しました。
この薬剤は、特殊な光を当てることで化学反応が起こり、歯を白くする効果が促進します。強い光が目にダメージを与えるのを防ぐため、患者様に保護メガネを装着いただいてから光を照射しました。
最後に歯の表面の薬剤を綺麗に除去します。今回の施術では、この一連の処置を3回繰り返しました。

オフィスホワイトニングの施術中は、静かに横になっていただく必要があります。
また、施術後は歯の表面から色素が浸透しやすくなるため、施術後の1時間は食事を控え、24時間は色の濃い飲食物の摂取を避けていただきます。

全体的な施術は約1時間で終了しました。
ホワイトニング前後の写真は、色の変化を正確に把握するため、色見本と一緒に撮影しています。

この治療のリスクについて

・治療中、歯にしみるような痛みが出る場合があります
・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります
・自費診療（保険適用外治療）です

• 年齢・性別 40代女性
• 診療種別 自由診療

• 治療期間の目安 1日
• 治療回数の目安 1回
• 治療費総額の目安 21,600円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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