ご相談内容

「噛むと左下奥の銀歯のブリッジが痛い」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見すると、左下の奥歯2本（第2小臼歯／5番、第2大臼歯／7番）を土台とした橋渡しの被せ物「ブリッジ」のうち、特に第2大臼歯に痛みが出ていました。
レントゲン撮影をしたところ、歯が割れていることが判明しました。

歯が割れた原因として、神経がない歯は強度が落ちることと、噛みしめや食いしばる癖により常に歯に強い力がかかっていたことが考えられました。
歯は一度割れると割れた部分から細菌に感染する可能性があり、さらに痛みが強くなる恐れもあります。
将来的なリスクを軽減するためにも、抜歯が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

割れている第2大臼歯の抜歯の必要性をお伝えし、歯がなくなった部分の治療方法として取り外し式の「入れ歯」と人工歯根を埋め込む「インプラント」について説明したところ、患者様は「入れ歯は避けたい」とインプラントを選択されました。

お口全体のバランスを考えると、すでに欠損している第1大臼歯と今回抜歯する第2大臼歯の2本のインプラントが必要でしたが、「なるべく費用を抑えたい」とのご要望もあり、第1大臼歯1本のみインプラントを埋める治療を選択しました。

また、「今までのブリッジが銀歯だったので見た目が気になっていた。この機会に白い歯にしたい」とのご希望があり、被せ物は白い素材で作製することにしました。

まず、ブリッジを切断し第2大臼歯を抜歯、傷口と骨がしっかり治癒してから（治療中画像）、インプラントの術前検査を行いました。
治療計画を丁寧にご説明し同意をいただけたため、インプラントを1本埋め込みました。

十分な期間経過を観察し、骨とインプラントがしっかり結合したことを確認できた後、インプラントの上に仮歯をつけて噛み合わせと使い心地を確かめたところ問題ありませんでした。

その後、インプラントを入れた歯とその隣の歯の型取りを行い、最終的な被せ物「セラミック（セルコン）」を装着しました。

最後に、食いしばりなどの癖がある患者様だったため、噛み合わせの力を分散しインプラントと周辺の歯を保護するマウスピース「ナイトガード」を装着していただきました。

この治療のリスクについて

・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います。
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります。
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります。
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります。
・自費診療（保険適用外治療）です。

• 年齢・性別 50代男性
• 診療種別 自由診療

• 治療期間の目安 約5ヶ月
• 治療回数の目安 -
• 治療費総額の目安 717,140円
  （インプラント1本、人工歯と仮歯3本）

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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  高岡歯科医院

  TEL:0120680422
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