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  • インプラント
  • 抜歯
2025/07/22

40代女性 根元が割れて温存できない奥歯を抜いてインプラントで修復した症例

ご相談内容

「歯が痛い。歯ぐきが腫れてきたので診てほしい」と定期検診で通院中の患者様よりご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下の奥歯(第1大臼歯)に被せ物が装着されていました。
痛みの原因を詳しく確認するためレントゲン検査をすると、左下奥歯の歯根が縦方向に割れており、その影響で痛みや歯ぐきの腫れが起きていると考えられました。

根が割れた歯は温存することが難しく、このまま放置すると炎症が広がり周りの歯に影響を及ぼすおそれがあるため、抜歯が必要になる場合があります。

ただし、レントゲン検査だけではほんとうに歯根が割れているかどうか確定することができません。

以上のことから、まずは被せ物を取り外し内部を確認したうえで適切な処置を行うことが望ましいと診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断結果を丁寧にご説明し、患者様の承諾を得たうえで被せ物を外したところ、歯の根が割れていることが確認できました。
そのため今回は歯の温存が難しい旨をお伝えし、抜歯に同意いただきました。
抜歯後に歯を補う方法として、以下2つを提案しています。

①前後の歯を利用して橋渡しのように歯を入れるブリッジ
メリット:保険診療内でも治療可能で、比較的短期間で治療が完了する
デメリット:支えとなる前後の歯に負担がかかり、将来的に歯の寿命が短くなる恐れがある

②人工の歯根をあごの骨に埋めてその上に歯を取り付けるインプラント治療
メリット:抜歯部位のみを治療できるため、周りの歯に負担をかけることなく治療を進められる。自然な見た目と噛み心地が期待できる
デメリット:自由診療で費用がかかる。治療期間が比較的長く、外科処置を伴うため身体的負担がある

それぞれのメリット・デメリットをお伝えしたところ、患者様は②のインプラント治療を選択されました。

まず、左下奥歯を抜歯しました。
続いてインプラント手術を実施し、インプラントを正しい位置と角度であごの骨に埋入しています。
インプラント手術後、インプラントの周りに細菌感染(インプラント周囲炎)が起こったため一度インプラントを除去し、1ヶ月後に新しいインプラントを再度埋入し経過を観察しました。

再手術後、インプラントがあごの骨に問題なく定着したことを確認してから型取りを行い、インプラントの上に取り付ける人工歯を作製・装着して、治療を終了しました。

この治療のリスクについて

・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎等にかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です

  • 年齢・性別 40代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 約6ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 420,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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診療科目 一般歯科、矯正歯科、インプラント、詰め物・被せ物、歯科口腔外科、精密根管治療、歯周病治療、審美治療
自由診療 虫歯治療、精密根管治療、ワイヤー矯正、セラミック・ジルコニア、ブリッジ
住所 〒162-0841 東京都新宿区払方町15番地 小暮ビル2F
アクセス ●JR総武線市ヶ谷駅より 徒歩8分
●地下鉄有楽町線市ヶ谷駅より 徒歩4分
●大江戸線牛込神楽坂駅より 徒歩4分
●JR総武線飯田橋駅より 徒歩14分
診療時間 10:00~13:00
14:30~19:30
休診日 土曜 日曜 祝日
代表者 海谷 幸利

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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