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  • 根管治療
2025/04/25

40代女性 保存が難しい歯に対して精密根管治療を施し歯を温存できた症例

ご相談内容

「ほかの歯科医院で治療中の歯があるまま引っ越してきた。その歯の痛みが引かないので診てほしい」とご相談いただきました。
患者様は、当院をインターネットで知り来院されたとのことです。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下奥歯は神経や血管が通る根管の清掃・消毒を行う根管治療の途中でした。
レントゲン撮影をして確認した結果、本来処置が必要な根管ではない部分が削られ、歯に通常は存在しない穴があく「パーフォレーション(穿孔)」の状態であることが判明しました。
そのため治療しなければならない根管には、まだ適切な処置が行われていない状況です。

このまま治療されていない根管やパーフォレーション部分を放置すると、細菌感染の温床となり痛みだけでなく顎の骨にまで影響を及ぼし、最終的には抜歯が必要となる可能性があります。

以上のことから、早急な治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様は「歯を残したい」と強く希望されているため、マイクロスコープを用いた精密根管治療を提案し、同意いただきました。

【精密根管治療のメリット】
・マイクロスコープの使用により肉眼では見えにくい根管内の細部まで確認できる
・感染源をより徹底的に除去できるため、歯を長く温存できる可能性が高まる

【精密根管治療のデメリット】
・自由診療のため費用がかかる
・非常に細かい作業を伴うため治療に時間がかかる
・精密根管治療を行うための設備が整った歯科医院でしか対応できない

まず、治療されていない根管をマイクロスコープで見つけ、根管内を丁寧に洗浄・消毒します。
根管内を清潔にしたあと、細菌の発生や繁殖が起こらないよう細心の注意を払いパーフォレーション部分と根管をMTAセメントで隙間なく密封しました。
MTAセメントは、殺菌効果が非常に高く根管をしっかりと封鎖できる材料です。

後日、被せ物を装着し、治療を終了しました。

この治療のリスクについて

・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外)です

  • 年齢・性別 40代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 約4週間
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 約120,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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治療前 治療中 治療後

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診療科目 一般歯科、矯正歯科、インプラント、詰め物・被せ物、歯科口腔外科、精密根管治療、歯周病治療、審美治療
自由診療 虫歯治療、精密根管治療、ワイヤー矯正、セラミック・ジルコニア、ブリッジ
住所 〒162-0841 東京都新宿区払方町15番地 小暮ビル2F
アクセス ●JR総武線市ヶ谷駅より 徒歩8分
●地下鉄有楽町線市ヶ谷駅より 徒歩4分
●大江戸線牛込神楽坂駅より 徒歩4分
●JR総武線飯田橋駅より 徒歩14分
診療時間 10:00~13:00
14:30~19:30
休診日 土曜 日曜 祝日
代表者 海谷 幸利

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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