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ココシカ!

  • 根管治療
2025/03/24

60代女性 保存が難しい歯を精密根管治療で保存した症例

海谷歯科医院
TEL:0352611515
BEFORE
海谷歯科医院
TEL:0352611515
AFTER

4ヶ月後、歯根の先の透過像が小さくなり治癒してきているのがわかります。

ご相談内容

「他の歯科医院では右上の奥歯を保存するのは難しいと言われた。歯を残す方法がないか診てほしい」と、遠方より来院いただいた患者様です。

カウンセリング・診断結果

右上奥歯のCT写真を撮影して詳しく確認したところ、歯の神経を除去し洗浄・消毒する「根管治療」がすでに行われていました。しかし、歯の神経が通る「根管」に未治療の部位があり、その歯根の先には黒い影「透過像」が認められました。

治療されていない根管から歯根を覆う「歯根膜」が細菌感染して炎症を起こし、歯根周囲の骨が破壊されたり膿んだりする「慢性歯根膜炎」によって透過像が生じたと考えられます。

右上奥歯を残すには、治療されていない部分を含めてもう一度根管治療をする必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

右上奥歯の治療方法として、歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」を使った「精密根管治療」を提案しました。
精密根管治療では、マイクロスコープで根管内の細部まで見ることができ、より徹底的な感染除去が行えるため、抜歯を回避し歯を長く維持できる可能性が高まります。
また、精密根管治療後に詰める材料には、殺菌効果が非常に高く根管をしっかりと封鎖できる「MTAセメント」を使うことで歯根膜炎の再発リスクを抑えられることも説明しました。

患者様は「歯を残したいのでしっかり治療してほしい」と希望され、治療に同意いただきました。

まずは被せ物と土台を取り除き、治療されていない根管をマイクロスコープで見つけ、精密根管治療を開始します。治療の際は根管を丁寧に洗浄・消毒し、MTAセメントを使って根の先端まで隙間なく密封しました。

4ヶ月後に再度CT撮影を行ったところ、透過像が小さくなっており、歯根膜炎が治癒してきていることを確認しました。

この治療のリスクについて

・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外)です

  • 年齢・性別 60代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 約4週間
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 約120,000円 根管治療

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診療科目 一般歯科、矯正歯科、インプラント、詰め物・被せ物、歯科口腔外科、精密根管治療、歯周病治療、審美治療
自由診療 虫歯治療、精密根管治療、ワイヤー矯正、セラミック・ジルコニア、ブリッジ
住所 〒162-0841 東京都新宿区払方町15番地 小暮ビル2F
アクセス ●JR総武線市ヶ谷駅より 徒歩8分
●地下鉄有楽町線市ヶ谷駅より 徒歩4分
●大江戸線牛込神楽坂駅より 徒歩4分
●JR総武線飯田橋駅より 徒歩14分
診療時間 10:00~13:00
14:30~19:30
休診日 土曜 日曜 祝日
代表者 海谷 幸利

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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