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たぶち歯科 歯内療法専門院 川崎市中原区

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  • 根管治療
2023/08/21

50代女性「1年以上治療を行っているが、全く症状が改善せず痛む」医療行為により穴が空いていた所を封鎖してから根の中を掃除する「根管治療」を行い、痛みがなくなり歯を残せた症例

ご相談内容

「1年以上左下奥歯の治療を行っているが、全く症状が改善せず痛む」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見すると、左下の奥歯(第2大臼歯/7番)は歯の根の中を掃除と消毒をしてきれいにする「根管治療」をしていました。
そして、長期間に渡る根管治療のため、歯は必要以上に削られて薄くなっており、根の一部に穴が開く「穿孔(せんこう)」がありました。
そのため、症状がなかなか改善せず痛みも出ている状態でした。

患者様からは「可能な限り歯を残したい」とご希望がありました。

行ったご提案・治療内容

痛みの症状を改善するためには、抜歯をするか、穿孔部を封鎖し根管治療を継続するかの2つをご提案し、歯を残したいご希望があったため、封鎖してからの治療の継続をご選択されました。

治療を行うにあたり、唾液や細菌が入ってこないようにお口にゴムのマスクをする「ラバーダム防湿」をしました。
また、歯ぐきの上に出ている「歯冠側(しかんそく)」からの細菌漏洩を完全に防止するために、残っていた虫歯の除去を徹底的に行い、新たに歯の形を回復させる「隔壁(かくへき)」を製作しました。

そして、穿孔部の洗浄をしっかり行い、状況の精査を行いました。

後日、穿孔部の出血がおさまっていることを確認し、バイオセラミック材料のパテにて穿孔部を封鎖しました。

その後、バイオセラミック材料が硬化し、穿孔部が完全に封鎖できたことを確認してから、再根管治療を行い根の中をきれいにし、神経代わりの薬剤を詰めました。

痛みが無いことを確認してから、土台を立てて被せ物を装着しました。

術後の経過・現在のご様子

根に空いていた穴が塞がり神経代わりの薬剤も入ったため、痛む症状がなくなり歯を残せて、物も噛めるようになりました。

患者様からは「痛みがなくなり歯も残せて嬉しい」と大変お喜びいただけました。

治療から1年半経過した現在、症状と病的な所見はなく、経過は良好です。
今後も定期的に通院いただき、引き続き経過観察をしていきます。

この治療のリスクについて

・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・当院での治療はすべて自費診療(保険適用外)です

  • 年齢・性別 50代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 -
  • 治療回数の目安 3回
  • 治療費総額の目安 約200,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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治療前 治療中 治療後

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その他

クリニックより

医療行為によって穿孔してしまった歯だからといって、選択肢は抜歯だけではありません。
正しい診断の基に適切な処置を行うことにより、保存できる可能性はあります。

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この症例の提供歯科医院

たぶち歯科 歯内療法専門院 川崎市中原区

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診療科目 歯内療法
自由診療 生活歯髄療法、根管治療、外科的歯内療法、歯の外傷に対する処置、歯の漂白(ウォーキングブリーチ)
住所 〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月1-24-14 辰春ビル3階
診療時間 09:30〜13:30/15:00〜18:30
休診日 日曜日・祝祭日
代表者 田渕 康允

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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