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この症例の提供歯科医院

たぶち歯科 歯内療法専門院 川崎市中原区

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  • 根管治療
  • ホワイトニング
2023/12/16

50代女性 細菌感染した神経を除去して歯ぐきの腫れを改善した症例

ご相談内容

「歯ぐきが腫れている。以前、前歯を強くぶつけてしまった」とのことで、他院からのご紹介でご来院いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右上前歯(中切歯/1番)の根の近くの歯ぐきに、膿の出口である「瘻孔(ろうこう)」が認められました。

歯の神経が細菌感染した場合、根の先に膿が溜まります。その膿が出口を探して骨を溶かし、歯茎がプクッと腫れてしまう状態が瘻孔です。
詳しい診査により、瘻孔の原因は右上ではなく、左上前歯の神経が死んでしまったことによる根の周りの炎症「根尖性歯周炎」であると診断しました。

患者様からは「左上前歯の変色も気になる」とお話いただきました。

行ったご提案・治療内容

根尖性歯周炎を放置すると炎症が徐々に広がり、歯の喪失につながる恐れがあります。そこで、左上前歯の内部にある感染した組織を取り除く「根管治療」であれば歯を抜かずに残せること、併せて右上の瘻孔を改善できることをお伝えし、同意いただきました。

できる限り清潔な環境下で根管治療を実施するため、まずは左上前歯をゴムのシートで保護する「ラバーダム防湿」を行い、感染した組織を綺麗に除去しました。
根管治療後は瘻孔の消失が確認されたため、経過観察に移行しています。

また、神経を失った歯の変色は、歯の表面に薬剤を塗布する通常のホワイトニングでは白くできません。そのため、歯の内部に専用の薬剤を入れて内側から色を白くする「ウォーキングブリーチ」を実施しました。

術後の経過・現在のご様子

治療後は痛みや瘻孔の再発もなく良好な状態です。
患者様にも「歯を残せて良かった。色も元通りになって嬉しい」と大変ご満足いただきました。

今後も定期的なご通院で経過を拝見していきます。

この治療のリスクについて

・まれに根管治療後も再治療、外科手術などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・ウォーキングブリーチは、歯にしみるような痛みが出る場合があります
・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります
・当院での治療はすべて自費診療(保険適用外)です

  • 年齢・性別 50代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 -
  • 治療回数の目安 根管治療2回
    ウォーキングブリーチ 2回
  • 治療費総額の目安 約150,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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治療前 治療中 治療後

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その他

クリニックより

歯ぐきから膿が出ている場合、原因は必ずしも膿が出ている側の歯とは限りません。
適切な診査を行うことで、正しく原因歯の特定ができます。

また、ウォーキングブリーチはまれに痛みや歯の吸収が起こるリスクがあります。当院は歯内療法に精通した歯科医師が処置を行うため、リスクをしっかり把握するとともに最小限に留めることができ、患者様に安心して治療を受けていただけます。

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この症例の提供歯科医院

たぶち歯科 歯内療法専門院 川崎市中原区

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診療科目 歯内療法
自由診療 生活歯髄療法、根管治療、外科的歯内療法、歯の外傷に対する処置、歯の漂白(ウォーキングブリーチ)
住所 〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月1-24-14 辰春ビル3階
診療時間 09:30〜13:30/15:00〜18:30
休診日 日曜日・祝祭日
代表者 田渕 康允

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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