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この症例の提供歯科医院

たぶち歯科 歯内療法専門院 川崎市中原区

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  • 根管治療
  • ブリッジ
2023/08/03

40代男性「歯茎に出来物がある」歯根破折のリスクが高い歯を、歯茎を切り開き感染部分を切除する「外科的根管治療」を行い、歯を保存した症例

ご相談内容

「上の前歯に出来物がある」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の前歯2本(中切歯/1番、側切歯/2番)の間の歯茎に、膿の袋である「瘻孔(ろうこう)」が出来ていました。

左上の前歯(中切歯)は欠損しており、両隣の2本(右上の中切歯、左上の側切歯)と橋渡し状に被せ物をする「ブリッジ」が入っていました。
ブリッジの土台である左上の前歯(側切歯)は、電気を通す機械を使い診査したところ神経が死んでおり、瘻孔の原因であると判断しました。

右上の前歯(中切歯)に自覚症状はありませんでしたが、レントゲン写真で確認すると根の先に黒い影が映っており、膿がたまって炎症を起こしている「根尖病変(こんせんびょうへん)」が認められました。

行ったご提案・治療内容

歯の根にたまった膿を取り除くために、上の前歯のブリッジを外して、根の中の治療である「根管治療」を行う必要があることをご説明しました。

また、右上の前歯(中切歯)は、根の中に長い金属の土台が入っており、除去する際に歯の根が折れてしまう恐れがありました。
そのため、ブリッジを外した後に除去が難しいと判断した場合は、歯茎を切り開き、根の先端の感染部分を切除し治療する「外科的根管治療」を行う必要があることをご説明し、ご同意いただきました。

ブリッジを除去してから、左上の前歯(側切歯)は歯に穴を開けて根の中をきれいにする「非外科的根管治療」を行いました。
右上の前歯(中切歯)は詳しく診査した結果、歯の根が破折するリスクが高いと判断し、外科的根管治療を行いました。

根管治療終了後、2本の土台の形を整えて型取りを行い、新しいブリッジを装着しました。

術後の経過・現在のご様子

たまっていた膿がなくなり歯茎の出来物が消え、前歯を元通り保存することが出来ました。

患者様にも「適切な診査診断により、歯を失うことなく悪い部分を治すことができて嬉しい」と大変ご満足いただけました。

術後2年経過後にレントゲン写真で確認したところ、黒い影は消えており、現在も良好な状態を維持されています。

この治療のリスクについて

・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・当院での治療はすべて自費診療(保険適用外)です

  • 年齢・性別 40代男性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 -
  • 治療回数の目安 1回
  • 治療費総額の目安 前歯部の歯根端切除術
    132,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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治療前 治療中 治療後

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その他

クリニックより

当院では、歯内療法・根管治療を専門とする歯科医師が適切な診査、正確な診断を行っており、患者様にとって最もメリットのある治療をご選択いただくことが出来ます。

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この症例の提供歯科医院

たぶち歯科 歯内療法専門院 川崎市中原区

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診療科目 歯内療法
自由診療 生活歯髄療法、根管治療、外科的歯内療法、歯の外傷に対する処置、歯の漂白(ウォーキングブリーチ)
住所 〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月1-24-14 辰春ビル3階
診療時間 09:30〜13:30/15:00〜18:30
休診日 日曜日・祝祭日
代表者 田渕 康允

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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