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60代男性
歯科口腔外科 
60代男性

「口腔乾燥症」とはどんな症状のことですか?

手術が必要なのでしょうか?

回答

ココシカ! 編集部

「口腔乾燥症」とは、唾液の分泌量が減ってお口の中の乾燥が続いてしまう状態のことです。唾液は口の中の湿度を保つだけでなく、雑菌の繁殖を防ぎ、虫歯や口臭を予防する「抗菌作用」や食べ物の消化を助ける働きがあります。そのため、口腔乾燥症になると口臭や虫歯、口内炎などの症状が現れやすくなります。
別名「ドライマウス」とも呼ばれる「口腔乾燥症」の原因は、加齢・ストレス・薬の副作用・病気などさまざまです。症状が重い場合には手術が必要になることもありますが、手術はあくまでも最後の手段であり、まずは生活習慣の改善や薬物療法などを試していくことになるでしょう。

口腔乾燥症の症状を緩和するためには、次のような対策が効果的です。
・水分を多く摂取する
・ガムやキャンディーを噛んで唾液の分泌を促す
・口をよくゆすぐ(定期的にブクブクうがいをする)
・唾液分泌を促進する薬を服用する
・ドライマウス用の歯磨き粉やマウスウォッシュを使用する

口腔乾燥症の症状が気になる場合には、歯科医院や口腔外科、もしくは耳鼻咽喉科を受診し、専門家に相談しましょう。

住所:〒105-0014 東京都港区芝2-29-11 高浦ビル7階

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