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2023/01/14

20代女性「前歯のガタガタと深い噛み合わせが気になる」上の歯が下の歯に被さっている「過蓋咬合」と八重歯を、歯を抜いてからワイヤー装置で治療したケース

ご相談内容

「昔から上下の前歯のガタガタと深い噛み合わせが気になっている。矯正治療を行いたい」と初診カウンセリングでご来院されました。

カウンセリング・診断結果

あごの骨の位置関係や噛み合わせを詳しく調べるため、顔全体が写る「セファロレントゲン」を2種類撮影し分析しました。

骨格的な異常はありませんでしたが、歯が並ぶためのスペースが大きく不足しており、全体的にガタガタの歯並びの「叢生(そうせい)」になっていました。特に上の左右の前歯(犬歯/3番)は大きく外側にずれている「八重歯」でした。

上の歯が下の歯に深く被さっている「過蓋咬合(かがいこうごう)」もみられ、噛み合わせが悪く、あごの関節にも負担がかかる状態でした。

また、右下の前歯2本(側切歯/2番、犬歯/3番)がくっついた「癒合歯(ゆごうし)」でした。

行ったご提案・治療内容

上の左右の前から4番目の歯(第1小臼歯/4番)を1本ずつ抜いてスペースを作ってから、歯並びを整える方法をご提案しました。
歯を抜いてから矯正治療を行った方が見た目も美しくなり、噛み合わせも改善されることを丁寧にご説明し、同意いただきました。

まず抜歯を行って傷の治りを待ってから、歯の表側に四角いボタンのような装置(ブラケット)を装着し、ワイヤーを通して歯並びを整える「マルチブラケット装置」を使用して矯正治療を行いました。
その際、パッと見たときに右下の癒合歯がなるべく目立ちにくい歯並びになるよう努めました。

前歯のガタガタと奥歯のズレを、限られたスペースを使ってバランス良く改善するため、あごの骨に「アンカースクリュー」という金属のネジを埋めて土台にし、歯を引っ張る治療も併用しました。

治療後半では、上の歯と下の歯にゴムを引っ掛ける「顎間ゴム」を使用し、ゴムが縮もうとする力を利用して歯を正しい位置に移動させながら、噛み合わせをしっかり整えました。

患者様には、治療中の口腔内の清掃をしっかり行って細菌の数を減らす「プラークコントロール」を徹底していただけるようご指導し、虫歯のリスクを低く保ちながら治療を進めました。

この治療のリスクについて

・矯正治療前後で歯の根っこが短くなる可能性があります。
・矯正治療前後で歯を支える骨を吸収する可能性があります。それと共に歯ぐきが下がったり、歯と歯の間に三角形の隙間(ブラックトライアングル)ができる可能性があります。
・矯正治療中にあごの関節に痛みが出る「顎関節症」になる可能性があります。
・プラークコントロール不良によって虫歯や歯周病になる可能性があるため、矯正治療中は徹底したブラッシングと定期健診が必要です。

  • 年齢・性別 20代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 歯を動かす動的治療:26ヶ月
    (アポイント間隔1~1.5ヶ月)
    後戻りを観察する保定治療:24ヶ月
    (アポイント間隔3~6ヶ月)
  • 治療回数の目安 34回(リテーナー治療も含める)
  • 治療費総額の目安 858,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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治療前 治療中 治療後

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診療科目 矯正歯科、小児矯正、ホワイトニング
自由診療 矯正歯科、小児矯正、ホワイトニング
住所 〒194-0013 東京都町田市原町田4-1-9 4F
アクセス JR町田駅 徒歩2分 小田急町田駅 徒歩5分
診療時間 11:00-14:00 15:00-19:00
休診日 月曜 木曜 祝日
代表者 渡邉博人

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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