歯茎に繰り返しできる水ぶくれの原因は?潰さないよう注意!

「口内炎みたいなものができたけど、痛くない」「いつもの口内炎とちょっと違う気がする」など、歯茎の水ぶくれに違和感をお持ちではありませんか。口内炎の可能性もありますが、繰り返し生じたり長期間続いたりしている場合は、他の病気の可能性もあります。

そこで本記事では、歯茎に繰り返しできる水ぶくれの原因について解説します。症状によっては歯医者さんや適した診療科のある病院で診てもらう必要があるので、参考にご一読ください。

考えられる4つの病気

歯茎に水ぶくれができる原因には、さまざまな要因が考えられます。睡眠不足や栄養不足によって口内炎が生じているというケースもありますが、それ以外にも虫歯や傷口からの細菌感染などが挙げられます。

口内炎であれば様子を見ていても問題ありませんが、そうでない場合は自然治癒は難しいかもしれません。

ここからは考えられる4つの病気をご紹介しますので、ご自身の症状や状況を鑑みて病院の受診もご検討ください。

口内炎

口内炎は、舌や歯茎、唇の裏側などにできる丸い腫瘍です。疲れやストレス、不規則な生活などが原因で生じます。食べたり話したりする際に痛みを伴うことが特徴です。

1週間程度で自然に治るケースが多くなっていますが、生活習慣が改善しなければ繰り返し生じる可能性も高くなっています。そのため、ストレスを溜めないことと栄養バランスのよい食事を心がけることが大切です。

痛みを緩和させ、できるだけ早く治したい場合は、ドラッグストアで口内炎用の軟膏や貼り薬を購入するのもよいでしょう。

自然治癒が見込めるため急いで病院に行く必要はありませんが、歯医者さんでレーザー治療などを行ってもらうことも可能です。気になるようであれば、口内炎治療に対応している歯医者さんを探してみてください。

ヘルペス

ヘルペスは、ウイルスによって引き起こされる水ぶくれです。チクチクするような痛みや痒み、赤い発疹が出た後、水ぶくれに変化します。口腔内の粘膜に限らず、指や口周りなど全身にできる可能性があります。

また一度感染すると、細胞にウイルスが住みついてしまうのが特徴です。発熱や疲労、紫外線などの刺激を受けると再びウイルスが活発になるため、症状が落ち着いた後でも繰り返し生じる恐れがあります。

再発防止のためには、ストレスを溜めないことと体調不良に気をつけることも大切です。もしさまざまな場所に症状が出ている場合は、自己判断で薬を使用するのではなく、皮膚科で相談するのがよいでしょう。

周囲の人にうつしてしまう恐れもあるため、患部を触ったり、同じお風呂に入ったりするのは避けることをおすすめします。

サイナストラクト

サイナストラクトとは、神経に溜まった膿が排出される穴のことです。「フィステル」や「瘻孔(ろうこう)」とも言われています。見た目は口内炎と似ていますが、痛みがないことが特徴です。

サイナストラクトが生じるのは、歯の神経が細菌に感染しているからです。細菌に感染するきっかけはさまざまで、虫歯や歯周病になっている、歯の根っこが折れている、神経の治療が十分でなかったなどが考えられます。

繰り返し生じ、自然治癒することはありません。「口内炎に似ているけど痛みがない」という場合は、早めに歯医者さんで診てもらうようにしましょう。

粘液嚢胞(ねんえきのうほう)

粘液嚢胞は、舌や唇などにできやすい水ぶくれです。口腔内には唾液が分泌されますが、何らかの原因でうまく分泌されなかった時に皮膚の下に唾液が溜まり、水ぶくれになってしまうことがあります。

発生する部位は、主に下唇や舌下です。潰れて傷ができると痛みが生じることもありますが、基本的に痛みはありません。また粘膜と同じような柔らかさで、変色しないことも特徴です。

しばらくすると自然に潰れてなくなりますが、原因を改善しないと再発するケースが多いです。痛みのない水ぶくれができているのであれば、歯医者さんで診てもらった方がよいでしょう。

 

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痛くなくても放置しないよう注意!

口腔内の水ぶくれは、口内炎のように痛みを伴うものばかりではありません。痛みがないけど繰り返し生じる場合は、自然治癒が難しい病気になっている可能性もあります。

また、原因は口腔内ではないかもしれません。発熱や嘔吐、口腔外の水ぶくれを伴えば、手足口病や帯状疱疹などその他の病気も考えられます。

「痛みがないから大丈夫」と独断で判断してしまうのではなく、気になる症状が続くようであれば病院を受診しましょう。

まとめ

口腔内に生じる水ぶくれには、口内炎やヘルペス、サイナストラクト、粘液嚢胞などの病気が考えられます。

痛みを伴う場合は口内炎の可能性が高く、自然治癒も期待できます。しかし、その他の病気の場合は痛みを伴いません。また、原因が改善されない限り再発する恐れがあります。

独断での判断は難しいため、口腔内に繰り返し水ぶくれが生じる場合は病院で相談してみることをおすすめします。

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