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  • マウスピース矯正
2022/08/22

30代女性「永久歯が生まれつき無いので乳歯が抜けたあとにインプラントを入れるスペースを作っておきたい」マウスピース矯正でスペース確保と噛み合わせの位置を改善した症例

ご相談内容

現在、左上の乳犬歯(乳歯の犬歯)が生えている箇所は生まれつき永久歯がない状態です。
乳犬歯はいずれ抜けてしまったり、痛みが出て抜歯が必要になる可能性が高く、そうなると歯がない状態になってしまいます。
患者様は乳犬歯が抜けたあとはインプラントを入れることを考えていますが「現状はインプラントを入れるスペースがない」ことを心配されており、今からできる予防についてご相談を受けました。

カウンセリング・診断結果

左上の乳犬歯が抜けた後に、インプラントを入れるスペースを確保する治療が必要と診断しました。
その他にも、患者様の噛み合わせが「Ⅱ級バイト」という下の第一大臼歯が上の第一大臼歯に対して後方で噛み合っている点、下の前歯の歯並びがガタガタになっている点が気になり、一緒に改善することを考えました。

行ったご提案・治療内容

左上の乳歯の抜歯後を想定して、今からインプラントを入れるスペースを作っておくことをご提案しました。
マウスピース矯正で全体的に奥歯側に歯を移動させることによってスペースを作り、噛み合わせを改善します。
また、上下の前歯の側面のエナメル質を部分的に薄く削ることで、下の前歯の歯並びも綺麗にできると考えました。
インプラントを入れるスペース確保だけでなく、全体的な見た目の美しさと機能面の改善も治療達成目標としました。

この治療のリスクについて

・矯正装置は数日間で慣れてきますが、最初のうちは不快感や痛み等があります。
・歯の動き方には個人差があるため、最初に想定した治療期間が延長することもあります。
・矯正治療は患者様の協力がとても重要です。装置の使用頻度や通院間隔、指導通りに自宅でもして頂けるかによって治療期間や治療結果が変わってきます。
・1回の口腔内スキャンでマウスピース矯正治療が終了するのは稀なケースです。2〜3回の再スキャンによるマウスピース再製作と再治療を行なって理想的な歯並びと噛み合わせへと導くことがほとんどです。
・歯と骨がくっついてしまい、歯が動かないことがごく稀にあります。
・マウスピースを装着したままの飲食は、マウスピースが着色したり破損する原因になります。また、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクも高くなります。

  • 年齢・性別 30代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 3年
  • 治療回数の目安 25回(チェック回数)
  • 治療費総額の目安 約¥914,500円
    ※再スキャン代、リテーナー代含む

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