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2026/06/11

60代男性 揺れているブリッジを外し金属床義歯とジルコニアクラウンで噛み合わせを回復した症例

ご相談内容

「左上奥歯のブリッジがグラグラしていて噛みにくい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の奥歯1本(第2小臼歯)がもともと欠損しており、その部分を補うために前後の歯を利用した橋渡しのような被せ物(ブリッジ)が装着されていました。
ブリッジは、手前の歯1本(左上第1小臼歯)と奥の歯2本(左上第1大臼歯、第2大臼歯)を支えとしていたものの、左上第1・第2大臼歯に大きな揺れがありブリッジ全体も大きく動いています。

レントゲン検査を行ったところ、左上第1・第2大臼歯は歯を支える骨が大きく減少しており、温存は難しい状態でした。
このまま放置すると、周囲の歯やあごの骨に炎症が広がる可能性があるため抜歯が必要です。
また、ブリッジを支えていた左上第1小臼歯には大きな揺れはなかったものの、被せ物の適合が悪くなっており、内部で虫歯が再発していました。
そのため、この歯についても被せ物をやり替える必要があります。

さらに、右上奥歯(第1大臼歯)にも骨の減少と揺れが認められました。左上第1・第2大臼歯と同様に周囲の歯への影響が懸念される状態だったため、こちらも抜歯が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

検査結果を丁寧に説明し、左上第1・第2大臼歯と右上第1大臼歯の抜歯に同意いただきました。
抜歯後に失った歯を補う方法には、以下2つがあります。

①部分入れ歯

メリット:外科処置が不要で、比較的短期間で治療を進めやすい

デメリット:取り外し式のため装着時の違和感が出る場合がある。入れ歯を支えるための金具が見えることがある

②インプラント治療

メリット:失った部分を単独で補えるため、周囲の歯への負担を抑えやすい

デメリット:外科処置が必要で治療期間が長くなる。自費診療のため費用がかかる

患者様は「入れ歯でしっかり噛めるようにしたい。できるだけ装着時の違和感を少なくしたい」とのことから、①の部分入れ歯を選択されました。
患者様のご希望に沿う部分入れ歯として、金属材料のコバルトクロムを使用した「金属床義歯(きんぞくしょうぎし)」を提案し、同意いただきました。
金属床義歯は部分的に金属を使用する入れ歯で、保険の入れ歯に比べて薄く作りやすく、強度を確保しやすい特徴があります。
また、装着時の違和感を軽減しやすい点がメリットですが、自費診療となるため費用がかかります。

今回は左上3本分と右上1本分の欠損を1つの部分入れ歯で補うため、左右をつなぐ金属のバーが必要でした。
しかし、患者様は上あごに骨の隆起があり、通常の設計では金属が当たり痛みが出やすい状態です。そのため、骨のふくらみを避ける形で設計することを提案し、同意いただきました。
その際、バーの形状が複雑になることで発音時に違和感が出る可能性についても事前に説明しています。

また、左上第1小臼歯は、虫歯を除去したうえでセラミック素材の被せ物(ジルコニアクラウン)で修復する治療を提案し、同意いただきました。
ジルコニアクラウンは自費診療にはなりますが、白く自然な見た目に仕上がりやすく汚れが付きにくい点がメリットです。
さらに、この歯には部分入れ歯の金具がかかる予定だったため、ジルコニアクラウンを製作する段階で金具が安定してかかるように溝や形状もあわせて設計することも併せてお伝えしています。

まず、既存のブリッジを左上第1小臼歯の後方で切断してから、左上第1・第2大臼歯、および右上第1大臼歯を抜歯します。
抜歯部位の治癒を待ったあと、左上第1小臼歯の被せ物を外し、内部の虫歯を除去しました。
その後、歯の型取りを行い、入れ歯の金具をかけるための溝が入ったジルコニアクラウンを作製・装着しています。

続いて、金属床義歯を製作するためにお口の型取りを行って模型を作製します。その模型を参考に患者様専用のトレーを作製し、精密な型取りを行いました。
次に、ロウを用いて噛み合わせの位置を記録する作業を行います。精密な型と噛み合わせの記録をもとに仮の入れ歯を作製、試着していただき、歯並びや噛み合わせを細かく調整しました。
最後に、完成した金属床義歯を装着し、噛み合わせに問題がないかや上あごや歯ぐきに当たって痛みがでていないかを確認して治療を終了しました。

この治療のリスクについて

・セラミックの装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・入れ歯は着脱式のため、食後の清掃が必要です
・最初のうちは異物感があり、慣れるまで時間がかかる場合があります
・慣れるまでは、入れ歯の裏側の粘膜に傷ができる場合があります

  • 年齢・性別 60代男性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 -
  • 治療回数の目安 被せ物と入れ歯の作製に5回
    (型取り2回、入れ歯の噛み合わせ記録1回、入れ歯の試着1回、入れ歯完成時1回)
    完成後に数回の調整
  • 治療費総額の目安 約670,000円
    【内訳】
    ジルコニアクラウン、金属床義歯

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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診療科目 一般歯科、小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科、訪問歯科診療、ホワイトニング、インプラント
自由診療 根管治療、入れ歯、小児矯正、ワイヤー矯正、舌側矯正、マウスピース矯正、部分矯正、セラミック・ジルコニア、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニング、インプラント、クリーニング、ヒアルロン酸
住所 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目2−2 富国生命ビル 地下1階
アクセス ・「内幸町駅」より徒歩1分
・「新橋駅」より徒歩6分
・「霞ヶ関駅」より徒歩4分

※駐車場完備 有料
診療時間 【月〜土】
9:30〜13:00/14:00〜18:30
休診日 日・祝日、年末年始
代表者 乙丸 貴史

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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