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  • 歯科口腔外科
  • 静脈内鎮静治療
2024/01/22

20代男性 舌の裏側のできものを外科手術で取り除いた症例

ご相談内容

「舌の裏側にできものがある」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、舌の先端の裏側に「ブランディン・ヌーン嚢胞(舌粘液嚢胞)」というできものが認められました。

舌の裏側には唾液を出す器官「小唾液腺」が存在し、お口の中の潤いを保っています。小唾液腺は、歯が当たるなどの刺激によって出口が塞がることがあり、その結果、唾液が溜まって水ぶくれのようなできものが生じることがあります。これがブランディン・ヌーン嚢胞です。

ブランディン・ヌーン嚢胞は外科手術で取り除くことが可能ですが、非常に再発しやすいため、周りにできた小さい嚢胞「娘嚢胞」も含めてしっかりと取り除く必要があることをお伝えしました。

行ったご提案・治療内容

外科手術に同意いただき、手術のオプションとして、薬を点滴で投与してリラックスした状態で行う「静脈内鎮静法」をご提案しました。

ブランディン・ヌーン嚢胞の手術は舌への麻酔が必要になり、麻酔の際の痛みや処置中の違和感が生じる可能性があります。また、常に舌を引っ張って処置を行うため、患者様の負担も大きくなります。
さらに、手術中に舌が動いてしまうと、治療をスムーズに進めることができません。
これらの問題を解消するためには、眠ったような状態で処置を受けられる静脈内鎮静法が適していることを説明し、ご希望いただきました。

手術では、ブランディン・ヌーン嚢胞と娘嚢胞を丁寧に取り除き、再発の可能性を極力低くできるよう努めました。
また、手術の傷がしっかりと閉じるようにするため、舌の内部組織「筋層」を縫合し、その後表面の粘膜を縫い合わせる「二層縫合」を行っています。

術後の経過・現在のご様子

約1cmの嚢胞が無事摘出され、本来の舌の形を取り戻しました。
手術後、傷口がしっかり閉じたことを確認してから、表面を縫い合わせた糸を取りました。

患者様にも「ずっと気になっていたできものがなくなってスッキリした」と大変ご満足いただいています。

この治療のリスクについて

・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します

  • 年齢・性別 20代男性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 約1ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 約100,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

クリニックより

ブランディン・ヌーン嚢胞は、歯の先端などが舌に当たる刺激によって引き起こされ、手術後の再発率が非常に高いことが特徴です。
当院では、静脈内鎮静法により患者様の負担を軽減しながら、再発予防を考慮した丁寧な処置を行っています。まずはお気軽にご相談ください。

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診療科目 一般歯科、小児歯科、歯科口腔外科、矯正歯科、 インプラント、審美歯科、歯周病、 ホワイトニング、予防歯科
自由診療 虫歯治療、根管治療、インプラント矯正歯科、入れ歯、親知らず、顎関節症
住所 〒231-0015 神奈川県横浜市中央区尾上5-68 馬車道ビル2階
アクセス JR関内駅 徒歩2分
診療時間 【月・火・木・金】
10:00〜14:00/16:00〜20:00

【土】
11:00〜14:00/16:00〜19:00
休診日 日曜 祝日
代表者 河合 毅師

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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