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関内馬車道デンタルオフィス 横浜市中区

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  • 歯科口腔外科
  • 抜歯
  • 親知らず
2024/02/04

40代男性 鎮静剤の点滴を利用し日帰りで親知らず3本と膿が溜まった部分を摘出した症例

ご相談内容

「下の両側にある親知らずから膿が出ているので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

レントゲンやCT撮影を行い詳しく拝見したところ、左右下と右上にある親知らず(第3大臼歯/8番)計3本が完全に顎の骨の中に埋まっている「完全埋伏歯」でした。

さらに、左右下は親知らずを巻き込みながら形成される膿の袋「含歯性嚢胞(がんしせいのうほう)」も認められました。含歯性嚢胞は放置するとどんどん大きくなり、歯の支えとなる顎の骨を溶かし健康な歯にも影響を及ぼします。

また、含歯性嚢胞の近くには下顎の感覚を司る「下顎神経(かがくしんけい)」が通っているため、嚢胞が下顎神経にまで達すると下顎や唇に麻痺が生じる可能性もあり、早期の治療が必要であると診断しました。

行ったご提案・治療内容

この状態を放置するとリスクも高まることから、できる限り早く処置する必要があることをお伝えし、鎮静剤を点滴し眠った状態にする「静脈内鎮静法」を用いて親知らずの抜歯と含歯性嚢胞を摘出する方法を提案しました。

静脈内鎮静法は、患者様の不安や精神的な負担が軽減でき、処置もスムーズに行える利点があります。

施術当日はまず鎮静剤を点滴し患者様がリラックスしていることを確認後、下顎の神経を傷つけないよう細心の注意を払いながら左右下と右上にある親知らずを抜歯し、含歯性嚢胞も摘出しました。

術後の経過・現在のご様子

手術後の痛みもなく傷の治りも順調で、早めの処置により下顎の麻痺も防ぐことができました。
摘出した嚢胞は病理組織検査へ提出し最終的な診断を行ったところ、良性であることが確認されています。

患者様も「心配していた麻痺などの後遺症もなく、安心して治療ができた」と大変喜ばれていました。
今後も定期的に通院いただき、経過観察を行っていく予定です。

この治療のリスクについて

・外科処置後に腫れ、出血が続く場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します
・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります

  • 年齢・性別 40代男性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 約2ヶ月
  • 治療回数の目安
  • 治療費総額の目安 約200,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

クリニックより

大学病院や総合病院で全身麻酔をする手術や一定期間の入院が必要であると診断された患者様でも、当院では日帰り手術が可能です。お気軽にご相談ください。

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診療科目 一般歯科、小児歯科、歯科口腔外科、矯正歯科、 インプラント、審美歯科、歯周病、 ホワイトニング、予防歯科
自由診療 虫歯治療、根管治療、インプラント矯正歯科、入れ歯、親知らず、顎関節症
住所 〒231-0015 神奈川県横浜市中央区尾上5-68 馬車道ビル2階
アクセス JR関内駅 徒歩2分
診療時間 【月・火・木・金】
10:00〜14:00/16:00〜20:00

【土】
11:00〜14:00/16:00〜19:00
休診日 日曜 祝日
代表者 河合 毅師

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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