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関内馬車道デンタルオフィス 横浜市中区

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  • 歯科口腔外科
2024/01/29

60代男性 上あごのできものを日帰りの外科手術で取り除いた症例

ご相談内容

上あごのできものの治療のため、耳鼻咽喉科からの紹介で来院されました。

カウンセリング・診断結果

患者様は、眠っている間に繰り返し呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」の加療のため、鼻から空気を送り込んで無呼吸を予防する機械「CPAP」をご使用中でした。
しかし、CPAP装着時に痛みを感じ精密検査を受けた結果、上あごに「鼻口蓋管嚢胞(びこうがいかんのうほう)」というできものが見つかり、当院をご紹介いただきました。

上あごの前歯の後ろあたりには、「鼻口蓋管(切歯管)」と呼ばれる神経と血管が通る管があります。 ここに生じる袋状のできものが、鼻口蓋管嚢胞です。
この疾患は外科手術による摘出が必要であることを説明し、CT撮影で嚢胞の位置や大きさを確認しました。

行ったご提案・治療内容

上あごの粘膜を剥がして骨を露出させ、徐々に大きくなっていた嚢胞をひとまとまりに摘出する手術を提案しました。
この方法であれば日帰り手術が可能で、患者様の負担も少なく済むことを説明し、同意いただきました。

手術は部分的な麻酔を使用して行います。まず、上あごの粘膜を剥がしてから、嚢胞に付着している神経や血管を丁寧に取り除いた後、嚢胞がバラバラにならないよう慎重に取り出しました。
その後、上あごの粘膜をしっかりと縫合してから、傷口に小さなガーゼを差し込み、不要な血液や体液を排出する「ドレナージ」を行いました。
また、患部の洗浄も適宜行うことで、嚢胞がなくなった部分の空洞が縮小するよう努めました。

術後の経過・現在のご様子

手術後の痛みなどもなく良好な状態です。
摘出された約1.5cmの嚢胞は、最終的な診断のため病理検査に提出し、良性が確認されました。

患者様からは「日帰りの手術で負担も少なかった。これで安心してCPAPを装着できる」とお喜びの言葉をいただきました。

この治療のリスクについて

・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します

  • 年齢・性別 60代男性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 2ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 約200,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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治療前 治療中 治療後

クリニックより

通常、日帰りで難しいとされる手術でも、当院では患者様の負担が少なくなる手術方法を採用することで日帰りでの手術が可能です。
口腔外科手術については、大学病院や総合病院が一般的な選択肢とされることがありますが、当院の医師は口腔外科処置にも熟練しており、多くの症例に対応可能です。どうぞお気軽にご相談ください。

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診療科目 一般歯科、小児歯科、歯科口腔外科、矯正歯科、 インプラント、審美歯科、歯周病、 ホワイトニング、予防歯科
自由診療 虫歯治療、根管治療、インプラント矯正歯科、入れ歯、親知らず、顎関節症
住所 〒231-0015 神奈川県横浜市中央区尾上5-68 馬車道ビル2階
アクセス JR関内駅 徒歩2分
診療時間 【月・火・木・金】
10:00〜14:00/16:00〜20:00

【土】
11:00〜14:00/16:00〜19:00
休診日 日曜 祝日
代表者 河合 毅師

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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