ご相談内容

「歯を食いしばる癖があり、朝起きた時に頬周りの筋肉の張りが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、噛む時に働く筋肉「咬筋（こうきん）」の力が強く、噛み合わせが強いパワータイプと診断しました。

また、患者様は主に左側で食べ物を咀嚼する習慣があり、右側に強い食いしばりがあることを確認しました。
食いしばりによってあご周りの筋肉に著しい緊張がみられ、歯やあごの関節にも負担がかかっていました。

患者様からは「以前、食いしばり対策のために夜間に使用するマウスピースを作製したが、違和感があり睡眠の妨げになっていた」とお話いただきました。

行ったご提案・治療内容

ボツリヌス菌から抽出したタンパク質成分を含有する薬剤「ボツリヌス製剤」を咬筋に注入し、筋肉の働きを抑制する治療をご提案しました。

ボツリヌス製剤治療で発達しすぎた咬筋をコントロールすることで、食いしばりや歯ぎしりの改善につながることをご説明し、同意いただきました。

術後の経過・現在のご様子

筋肉の緊張が取れて食いしばりが改善し、あご周りのラインも美しく引き締まりました。
患者様にも「フェイスラインがシャープになり、周りから『顔が小さくなった』『最近痩せたの？』などの言葉をかけられるようになった」と大変お喜びいただき、弟様のご紹介もいただきました。

現在も定期的に通院いただき、歯ぐきの検査やクリーニングを行いながら健康的な口腔内環境を維持しています。

この治療のリスクについて

・ボツリヌス製剤の注入は注射器で行うため、施術時に痛みが生じます
・施術後に内出血が起こる場合があります
・ボツリヌス製剤治療の効果は永久にもつものではありません。効果を持続させたい場合は定期的な施術が必要です
・妊娠中の方や持病をお持ちの方、服用中のお薬の種類によっては、処置ができない場合があります
・自費診療(保険適用外治療)です

• 年齢・性別 30代男性
• 診療種別 自由診療

• 治療期間の目安 -
• 治療回数の目安 3回
• 治療費総額の目安 66,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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