ホワイトニングの種類や値段は?相場について解説

歯は人の印象を決める上で重要な要素となっています。歯が黄ばんでいると、清潔感がないように感じられるため、できるだけ白さを保つことが大切です。

ただ、普段から気を付けていても歯の黄ばみは抑えられないこともあるでしょう。

そんな時におすすめしたいのがホワイトニングです。

今回はホワイトニングの種類や値段について紹介していくので、参考にしてみてください。

ホワイトニングの種類と値段について

歯医者さんで実施してくれるホワイトニングは、主に3種類あります。

それぞれの違いや値段について解説していきます。

ホームホワイトニング

まず歯医者さんでマウスピースを作ってもらいます。その後に、ホワイトニングの薬剤をマウスピースに入れて装着するのがホームホワイトニングです。

自宅でできるホワイトニング方法で、一度の施術でマウスピースを2時間ほど着けておく必要があります。

何度も来院することなくホワイトニングができるので、忙しい人にもおすすめの方法です。ただ、すぐに歯が白くなる訳ではないので、じっくり時間をかける必要があります。

費用相場としては、2万円~3万円程度はかかるでしょう。

オフィスホワイトニング

歯医者さんで施術を行ってくれるのが「オフィスホワイトニング」です。有資格者だけが利用できる薬剤を使用して歯を白くしてくれるので、短い期間で清潔感のある歯に仕上げてもらえます。

専門的な技術や薬剤を使うため、比較的費用は高めに設定されていることが多いでしょう。費用相場としては、3万円~7万円程度はかかります。

細かい施術メニューが用意されているケースがあり、選んだ施術メニューによって金額が大きく異なるのが特徴です。

デュアルホワイトニング

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを同時に行う施術となっています。すぐに白い歯に仕上げてもらえるだけでなく、自宅で施術を行うことから継続して白い歯を維持することが可能です。

より清潔感のある歯に仕上げられますが、費用が他の施術より高いので予算には余裕を持たせておく必要があります。

費用相場としては、5万円~10万円程度はかかるでしょう。

定期メンテナンスのための値段も高い

財布の写真

ホワイトニングを受けた時は歯が白くなっていても、時間が経過すれば徐々に歯は黄ばみ始めていきます。綺麗な白い歯を維持するためには、定期的に歯医者さんに通い続けることが大切です。

ただ、定期メンテナンスを受けるには費用がかかるので、どの程度の費用がかかるのか事前に把握しておく必要があります。

定期的に歯医者さんに通う場合の費用相場としては、年間で1万円~3万円程度はかかると想定されるでしょう。

歯の白さは半年程度で元に戻る傾向にあるので、歯の状態が気になりだしたら歯医者さんに足を運んでメンテナンスを受けてみてください。

ホワイトニングが高いのはなぜ?

費用相場を紹介してきましたが、虫歯や歯周病の治療と比べれば費用が高いと感じる人もいるでしょう。

なぜなら、ホワイトニングは保険診療ではなく自由診療だからです。

自由診療の場合は保険が適用できないため、治療費の全額を患者さんが負担しないといけません。

またオプションによってホワイトニングの治療費は高額になるケースがあり、細かい治療費の設定は歯医者さん側が自由に行えます。

歯医者さんによって施術費用が異なるので、事前に料金設定を調べてからホワイトニングを受けるようにしましょう。

ホワイトニングを受ける上での注意点

歯を白くしたい時にホワイトニングはおすすめです。しかし施術を受ける前に知っておきたい注意点があります。

それは施術を受けた直後は、歯の表面を着色や汚れから守る膜がなくなっているため、歯に着色がつきやすくなっているという点です。

歯の色が黄ばまないためにもコーヒーやチョコなど、歯に着色汚れがつきやすい食べ物はホワイトニングを受けた後は控えることが重要になります。

他にも、虫歯や歯周病などが原因で歯に傷がついている場合、薬剤を塗布した時に歯に負担をかけてしまう恐れがあるでしょう。

事前に歯医者さんで歯の検査は行われますが、治療中の歯がある時は歯科医師に相談しておくことが大切です。

ホワイトニングの値段は歯医者さんによって違う

ホワイトニングの値段について紹介してきましたが、施術の種類によって細かい金額は異なるので事前に確認しておくことが大切です。

またホワイトニングは自由診療であるため、歯医者さんによって細かい値段設定が違います。そのため施術を受けたい時は、どの程度の値段設定になっているのか調べた上で治療を受けるか判断することが大切です。

自由診療であるため保険が使えない分、治療費は高額になるケースがあります。予算内に収められるか、事前に確認した上で施術を受けるか判断していきましょう。

また、虫歯や歯周病になっている歯がある場合は、歯科医師にしっかり説明して治療を完了させてからホワイトニングを受ける必要があります。自覚症状がない可能性もあるので、事前に歯の検査を受けておきましょう。

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