ホワイトニングシールの効果とメリット・デメリットを徹底解説!

歯を白くするための方法としてよく知られているホワイトニング。
ホワイトニングと言えば、サングラスをして歯に塗料を塗り光を当てるイメージの方も多いのではないでしょうか?

当コラムでは、光を当てることなく簡単に歯を白くすることができる「ホワイトニングシール」の解説をしていきます。

ホワイトニングシールは貼るだけで歯が白くなる

歯の写真
ホワイトニングシールは、海外でよく使用されているホワイトニングの方法です。ホワイトニングシールの使い方はとても簡単で、歯に直接シールを貼り、そのまま30分程度待ちます。時間になったらホワイトニングシールを剥がし歯磨きを行います。
たったこれだけで白い歯を手に入れることが可能です。

最近では、手軽さをアピールするネット動画系の配信が多くなった影響で、話題になってきました。

歯に貼るだけで簡単にホワイトニングを行うことができるのですが、日本ではあまり知名度が高くありませんでした。
その理由としてあげられるのは、ホワイトニングシールに含まれる過酸化水素の量が原因です。

ホワイトニングシールには「過酸化水素」と呼ばれる歯に付着している着色物などを漂泊する有効成分が含まれており、この過酸化水素が歯の表面を白くしてくれます。

日本では過酸化水素が6%を超えると劇物指定となります。つまり、日本の薬局では取り扱いができないのです。簡単に歯を白くすることができるホワイトニングシールですが、日本では未認可の商品のため、購入するためには個人輸入する必要があります。

ホワイトニングシールの使用方法

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手軽に歯を白くすることができるホワイトニングシールですが、劇薬指定されている成分が含まれていますので使用する際は十分に注意しましょう。

また、ホワイトニングシールを使用してすぐは着色しやすいと言われています。コーヒーやワインなど色が濃いものを飲んだり、食べたりするとせっかく白い歯になったのが台無しになる可能性があります。

そのためホワイトニングシールを貼ったら、半日から1日は色の濃い食べ物は控えるようにしましょう。

①シールを貼る準備をする

ホワイトニングシールを貼る前に歯磨きをする必要はありませんが、どうしても気になるという方は軽くうがいをしてください。

②歯にシールを貼る

歯にシールを貼って定められた時間待ちます。商品によって待ち時間は異なりますが、およそ30分程度で完了します。ホワイトニングシールを貼っている箇所の色素はどんどん溶けていきますので、時間を確認するようにしてください。

ホワイトニングシールを貼っている間はなるべく口を動かさないように注意します。歯並びが悪い、テープを上手に貼ることができなかった場合は白くなる部分にムラができるかもしれません。歯に沿ってきれいに貼るように心がけましょう。

③シールを取って歯磨きを行う

定められた時間になったらシールを剥がし、しっかり歯を磨きます。ここで注意していただきたいのが、説明書に書かれた時間を守ることです。歯を白くしたいからと言って、長くシールを貼ってしまうと逆に歯が痛くなることがあります。

特に知覚過敏の方は、ホワイトニングシール使用時に痛みが出やすいと言われています。少しでも痛みがある場合はすぐに使用を中止するようにしましょう。

ホワイトニングシールのメリット

デンタル用品の写真
ホワイトニングシールを使用するメリットは以下のとおりです。

①手軽に始めることができる

ホワイトニングシールは、歯にシールを貼るだけなので誰でも簡単に使用することができます。
歯医者さんに通院したり、歯に光を当てるホワイトニングに抵抗がある方には、ホワイトニングの選択肢のひとつになるでしょう。

②安価でホワイトニングができる

ホワイトニングシールは、だいたい20日分が7,000円前後で購入することができます。
歯医者さんやサロンでホワイトイングをした場合は数万円単位でかかる場合と比較すると、非常に手軽に行うことができます。

ホワイトニングシールのデメリット

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自分で簡単にできるホワイトニングシールですが、もちろんデメリットもあります。
ホワイトニングシールを使用する場合は、デメリットもしっかり理解するようにしましょう。

①オフィスホワイトニングと比べるとあまり白くならない

ホワイトニングシールを貼ると歯を白くすることができますが、オフィスホワイトニングと比べると物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

オフィスホワイトニングは、専用の薬剤とライトを使って歯を白くする方法で、歯医者さんで行うことができます。

ホワイトニングシールには、過酸化水素が含まれていると解説しました。
歯医者さんで行うオフィスホワイトニングは、過酸化水素の濃度が35%以下のものを使用するのが一般的です。

濃度が高ければ当然歯も白くなりますので、真っ白な歯を手に入れたい場合は歯医者さんへ受診したほうが良いかもしれません。
オフィスホワイトニングは、濃度の高い過酸化水素を使用しますが、取り扱いを熟知している歯科医師が行うため安全に行うことができます。

②虫歯や治療中の歯には使用できない

虫歯の部分は、エナメル質に守られていない状態になっています。守られていない状態でホワイトニングを行うと薬剤が浸透し知覚過敏を引き起こしてしまいます。

そのためホワイトニングシールは、虫歯や治療中の歯には使用することができません。

③神経に悪影響を及ぼす場合がある

日本人の歯は、歯のエナメル質が欧米人に比べて薄く、神経が太いのが特徴です。ホワイトニングシールには、過酸化水素が塗布されているため、歯から伝わり神経まで達してしまうことも考えられます。

神経まで達してしまうと、痛みはもちろん歯全体に悪影響を及ぼすことも考えられます。少しでも違和感を感じた場合は、すぐに使用を控えましょう。

【まとめ】シールよりも安全にホワイトニングをするなら歯医者さんにご相談を

シールを貼って30分程度待つだけで、歯を白くすることができるホワイトニングシールを紹介しました。
使い方はとても簡単ですが、欧米人向けの商品がほとんどのため、日本人が使用すると歯を傷つけるかもしれません。購入するには通販サイトを利用しなければいけませんし、歯に異常があっても自己責任となってしまいます。
扱いは十分気を付けて行うようにしましょう。

安心安全にホワイトニングを行いたい場合は、歯のプロフェッショナルである歯科医師に相談するのがおすすめです。気になる方はぜひお近くの歯医者さんに問い合わせてみましょう。

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