赤ちゃんが歯がかゆいときの仕草って?対策をした方がいいの?

赤ちゃんに歯が生え始めるときに、赤ちゃんは口内がむず痒く感じます。もちろん、赤ちゃんは口内がかゆかったとしてもそれを言葉で伝えたり、我慢したりすることができません。そのため、赤ちゃんは歯がかゆいときに特有の仕草をするのです。親としては歯がかゆいときの仕草について理解しておき、赤ちゃんのストレスを少しでも軽減させてあげなくてはいけません。

本記事では赤ちゃんが歯がかゆいときの仕草について解説いたします。行うべき対策についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

1.赤ちゃんの歯がかゆいときの仕草

 赤ちゃんの歯がかゆいときの仕草は大きく分けて2つあります。これらの仕草を赤ちゃんがするようになったら歯や歯茎がかゆいのだと判断するようにしてください。

①歯ぐすりをするようになる

歯ぐすりとは歯や歯茎がムズムズすることによる不快感で、機嫌が悪くなってしまうことです。ミルクをあげても泣き止まなかったり、そもそもおやつなどの興味を示さなくなったりしたら歯ぐすりを行っているかもしれません。

一般的に赤ちゃんは食べ物を与えたりあやしたりすれば泣き止むことがほとんどです。もちろん、泣いているのにはいろんな理由があるので、その不快感を解決しない限りは泣き止みません。大抵の場合は空腹やおむつの不快感などで泣いていることが多いので、それらを解決してあげれば泣き止みます。

しかし、歯が生えてきている不快感に関しては解消することができません。そのため、どれだけ泣きやませようとしても泣き止んではくれないのです。後述しますが、歯がかゆい仕草をした際の対策があるので、それを行うようにしてください。

②よだれが増える

もう1つの仕草がよだれが増えることです。歯茎がむずがゆくなってくると、その不快感を解消するために赤ちゃんはよだれを飛ばすようになります。いつもよりよだれが増えてきたと感じたら、歯がかゆい仕草かもしれません。

これらの仕草を行い始めたら、赤ちゃんは言葉にすることができない不快感を感じている可能性があります。親としてしっかりと察知して対策を行ってあげてください。

2.歯がためで対策を行う

赤ちゃんが歯がかゆいときの仕草を見せ始めたら、歯がためを使って対策するようにしてください。歯がためを使わずに放置していると、赤ちゃんには大きなストレスになってしまいます。それがきっかけで別の問題が生じてしまうかもしれません。親からしてもずっと泣き止んでくれないのはかなりストレスになります。歯がためを使って赤ちゃんの不快感を軽減してあげるようにしてください。

赤ちゃんは歯がためを噛むことで、歯茎のむずがゆさが少し和らぎます。何をしても泣き止まなかった赤ちゃんが歯がためを使用することで急に泣き止むといったことも珍しくはありません。

そして歯がためは赤ちゃんの不快感を取り除く以外の働きもあります。赤ちゃんは歯がためを噛むことで歯茎がマッサージされます。顎の発達もサポートしてくれるので、健康的な乳歯の発達に役立ってくれる可能性があるのです。

そして歯がためを噛むことで赤ちゃんは食べるという動作を覚えるようになります。歯がためを使う前の赤ちゃんは何かを咀嚼して食べるということを知りません。しかし、歯がためを噛むことで噛んで物を食べるということを覚えるようになるのです。

健全な食事をするために歯がためは欠かせません。個人差はありますが生後6ヵ月前後から歯が生え始めるので、その時期になったら歯がためを与えることを検討してみてください。

3.歯固めの選び方

赤ちゃんの歯固めを選ぶ際にはおさえておくべきポイントがあります。まずは持ちやすい形のものを選びましょう。赤ちゃんは物を持つのが得意ではありません。シンプルな形の歯がためでないと、自分で持って口に運ぶということが難しいのです。

そして素材にもこだわってください。赤ちゃんの口に運ぶものなので、安全なものにしましょう。赤ちゃんに悪影響を与えるような歯がためは販売されてはいませんが、念の為口に入れても問題のない素材かどうかは確認しておくべきです。

最後に洗いやすいものにしてください。赤ちゃんが口に入れるものなので、常に清潔にしておかなくてはいけません。汚れが溜まりやすい形状だと、赤ちゃんが口に入れたときに悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。シンプルな形状で洗いやすいものにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?最後に赤ちゃんの歯がかゆい仕草についてまとめます。

  1. 赤ちゃんは歯がかゆいと歯ぐすりやよだれを飛ばすといった仕草をするようになる
  2. 歯がためを使用して赤ちゃんの不快感を取り除いてあげることが大切
  3. 歯固めを選ぶ際は形状や素材などにこだわるべき

赤ちゃんが歯がかゆい仕草をするのは普通のことです。親として適切な対応ができるようにしておきましょう。

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