子供の写真

乳歯に抜ける順番はある?生え変わる時の注意点について!

抜けていない乳歯があると、不安に思う保護者の方も多いのではないでしょうか。実は乳歯には、抜ける順番などがあり、理解しておけば心配することも少なくなります。

また、生え変わりの時はいくつか注意しておきたい点もあるので、一緒に理解しておくことが大切です。

今回は乳歯が抜け落ちて永久歯が出てくる際の順番はあるのか、詳しい内容について解説していきます。

乳歯に抜ける順番はあるのか?

乳歯の写真

子供の乳歯が抜ける時、しっかり抜けているのか不安に思う人もいるでしょう。そんな人のために、乳歯について詳しい内容を解説していきます。

乳歯は下の前歯から抜け始める

人によって少しの違いはありますが、基本的には下の前歯から抜け始める傾向があります。年齢としては6歳になると変化が生じてくるので、覚えておきましょう。

その後に臼歯、上の前歯といった順番で抜け始めます。徐々に奥歯も抜け始めるようになり、11歳前後になると奥歯は全て永久歯になるといった流れです。

乳歯と永久歯は何本あるのか?

子供の頃に生える乳歯は、全て生えると20本になります。永久歯の場合は全部で28本あり、永久歯のほうが数は多いです。

また、親知らずが生える人もおり、親知らずは全部で4本生える可能性があるので、含めると32本になります。

親知らずは人によって生えないケースがありますが、生えた時には抜歯するかドクターと相談してから決めましょう。

乳歯の生え変わりの時に注意したい点について

歯科医師の写真

乳歯が抜け落ちて永久歯が出てくる時には、いくつか注意しておきたい点があります。それは乳歯が抜け落ちる前に永久歯が出てきたり乳歯が抜けなかったりする時です。

具体的に生え変わり時に注意したい点とは、どのようなことが考えられるのか詳しい内容を紹介していきます。

永久歯が乳歯が抜け落ちる前に出てくる

よくある問題として、乳歯が抜け落ちる前に永久歯が出てくることがあるのです。乳歯がまだある状態で永久歯が突き上げるように生えてくる時は、一度歯医者で検査を受けたほうが良いでしょう。

そのままにしていると、永久歯の生える向きが変わったり痛みが生じたりするので、早めに検査を受けてください。

乳歯がなかなか抜けてこない

本来であれば14歳頃には、永久歯が生え揃う傾向があります。しかし人によっては、乳歯が抜けずに永久歯が生えてこないといった状態になることがあるのです。

口内で永久歯が出来上がっていない可能性があるので、乳歯がなかなか抜けない、永久歯が生えてこないといったトラブルが発生している時は検査を受けてみてください。

乳歯が抜け落ちたのに永久歯が出てこない

基本的に乳歯が抜けた場所から、永久歯が生える仕組みになっています。遅くても乳歯が抜けてから3ヶ月くらいには生えてくるので、それよりも遅い時は歯医者さんに相談してみてください。

人によっては前の歯が抜け落ちてから新しい歯が出てくるまで、1年以上の時間がかかった人もいるようです。

生えたての時に気を付けておきたいポイント

永久歯が生えてきた当初は、いくつか気を付けておきたいポイントがいくつかあります。どのような点に気を付けておきたいのか、詳しい内容について解説していきましょう。

永久歯が生えた時は虫歯に注意

生えたての歯は、表面が荒くなっていることが多く、酸の影響を受けやすい特徴を持っています。そのため、気を付けないとすぐに虫歯になってしまう恐れがあるのです。

せっかく生えた歯が虫歯にならないためにも、虫歯予防をしっかりしておく必要があります。

虫歯になっている乳歯にも注意

すぐに永久歯が生えてくるからといって、虫歯になっている乳歯を放置してはいけません。虫歯になっていると、永久歯に影響を与えるだけでなく、口内環境の悪化に繋がる可能性があります。

しっかり治療を施し、良い口内環境で永久歯を迎えてあげることが大切です。

口内環境はしっかり確認しておく

永久歯が生える頃は、口の中で様々なことが起きている可能性があります。乳歯が上手く抜けなかったり歯肉炎になっていたりなど、口内トラブルの原因になるリスクもあるでしょう。

状態を確認しておき、健康的な歯ができるように口内環境を整えておいてください。

乳歯が抜ける順番は基本的に決まっている

基本的に乳歯が抜け落ちる順番は、予め決まっています。そのため少しでも生える順番がおかしい、まだ永久歯が生えていないなど、違和感を覚えたら速やかに歯医者さんで検査してもらいましょう。

人によっては大人になっても永久歯が生えてこないといったトラブルが発生することもあるので、健康的な口内環境を守るためにも検査は必要です。

また、後から歯が生えてくるからといって、乳歯が虫歯になっている状態を放置してはいけません。口内環境全体が悪くなる恐れがあるので、早めの治療が肝心です。

歯が生える時期は、様々な口内トラブルが発生する可能性があるので、こまめに歯医者さんに足を運びましょう。

掲載内容に問題がありますか? 報告する