乳歯が生え始める時期とは?生え始めた時に大切な3つの役割を解説

赤ちゃんは目に見える物をつかんでなんでも口に持っていきますが、もしかすると歯が生えるサインかもしれません。乳歯が生え始めると、歯茎がかゆいと感じることがあります。

当コラムでは、乳歯が生える時期や乳歯の役割について解説します。

乳歯が生える時期は6ヶ月頃

子供の写真

乳歯が生える時期は個人差がありますが、一般的には以下の時期に生えてくると言われています。しかし、成長が早い赤ちゃんであれば、生後4ヶ月頃から乳歯が生えてくることもあります。

  • 生後6ヶ月頃・・・下の前歯が2本生える
  • 生後10ヶ月頃・・・上の前歯が2本生える
  • 1歳・・・上下が2本ずつ生える(上下で計8本)
  • 1歳半・・・奥歯が4本生える
  • 2歳・・・前歯と奥歯の間の歯が生える
  • 2歳半・・・奥歯が生えて20本の乳歯が揃う

乳歯が1番最初に生える時期はよだれが多くなったり、赤ちゃんの機嫌が悪くなることもあります。歯が生える刺激がきっかけで微熱が出ることもまれにあります。

1歳半頃から奥歯が生えてきますが、乳歯が生える時期は個人差があります。6〜7ヶ月のずれは全く問題有りません。

乳歯には3つの役割がある

子供の写真

乳歯には、3つの役割があります。

  1. 食べ物を噛む
  2. 正しい発音を助ける
  3. 永久歯が生える時の目印

①食べ物を噛む

乳歯も永久歯と同じように食べ物を噛む役割を担っています。しっかりと噛んで食事をすることで成長するために必要な栄養素を身体の中に取り込むことができます。

また噛むことは顎の発達を助けてくれますし、歯並びや顔の形にも関係してきます。

②正しい発音を助ける

乳歯が生えてくる時期は言葉を発する時期とも重なっています。正しい発音をするためにも、乳歯は重要なのです。

③永久歯が生える時の目印

乳歯は、永久歯が正しく生えるための目印の役割もあります。仮に永久歯が生えてくる前に乳歯が虫歯になり、抜歯をしてしまうと永久歯は生える場所がわからなくなってしまいます。

永久歯が乳歯という目印を失い生える場所がわからなくなると、歯並びが悪くなることがあります。

乳歯が生えたら歯磨きをしましょう

乳歯の写真

乳歯が生えたら必ず行わなければいけないのが歯磨きです。最初の乳歯が生える6ヶ月頃から歯磨きに慣れてもらう準備をします。

1番最初に歯磨きをする時は、まだ乳歯が1〜2本しか生えていません。1〜2本しか生えていない時期は、だ液が自然と歯の周りを綺麗にしてくれるので虫歯にはなりにくいです。そのためしっかり磨く必要はありません。

まずは赤ちゃんに歯磨きに慣れてもらうことから始めましょう。

ただし1歳を過ぎると前歯だけではなく奥歯も生え揃って、歯の間や奥歯に汚れがつきやすくなります。しっかり歯磨きをして汚れを落としてあげてください。

赤ちゃんの歯を磨く際は、仕上げ磨き用の歯ブラシを使うようにします。仕上げ磨き用の歯ブラシは、ブラシのヘッドが小さくできており毛が柔らかくなっています。持ち手の部分は、大人が握りやすく設計されています。

歯磨きに慣れてもらうための3ステップ

赤ちゃんにいきなり歯磨きをするのは至難の業です。まずは以下のステップを踏んで歯ブラシに慣れてもらう、歯磨きを好きになってもらうことから始めましょう。

  1. 歯磨きの姿勢をとる
  2. 口の周りを触る
  3. 歯ブラシに慣れる

まず最初に行うのは、歯磨きの姿勢をとることです。赤ちゃんと仰向けに寝かせて手遊びなどをして歯磨きの姿勢に慣れてもらいましょう。

仰向けになることに抵抗がなくなったら、次に口の周りを触ってみます。そして、歯ブラシを使う練習をしていきます。歯ブラシはいきなり口の中にいれるのではなく、口の周りや歯に軽く触れるくらいから徐々に慣れてもらいましょう。

乳歯に関する不安は歯科医師に相談を

歯科医師の写真

乳歯は全部で20本生えてきます。しかし、2本の歯がくっついて生えている、歯が最初から作られなかったことなどが原因で乳歯が20本以下となることがあります。これを「先天欠如」と呼びます。

先天欠如は、およそ50〜100名に1人の割合で起こります。3歳以降になっても乳歯が20本生え揃っていなければ、先天欠如の可能性があります。仮に先天欠如だったとしても永久歯の本数も足りないわけではありません。

永久歯が生えてくる6歳頃に、歯医者さんで永久歯に影響があるのかを診てもらいましょう。噛み合わせや今後について検討した結果、矯正治療を行う必要があるかもしれません。

また、生後2ヶ月以内に歯が生えてきた場合は「先天性歯」が考えられます。この場合も歯科医師にご相談ください。

【まとめ】乳歯が生える時期は個人差がある

当コラムでは乳歯が生える時期、乳歯の役割について解説しました。乳歯は生後6ヶ月頃から徐々に生え始めますが、生える時期だけではなく、生える順番も個人差があります。乳歯が生えるのが周囲の子供と比べて遅いと感じても6〜7ヶ月のずれであれば問題ありません。

乳歯が生えてこない、数が足りないなど不安がある場合は歯科医師に相談しましょう。

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