歯医者の支払いは現金のみ?支払い方法と現金払いが多い理由を解説

「歯医者での支払いは現金」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。予想外に料金が高くなってしまい、お金をおろしにATMに行ったという経験がある人もいるでしょう。

手持ちがないときや自由診療の治療を希望するときは、クレジットカードや電子マネーなどの支払い方法が準備されていると助かるものです。

そこで本記事では、歯医者はどうして現金払いが多いのか、その他に選択できる支払い方法があるのかについて具体的に解説していきます。

歯医者は現金以外の方法でも支払い可能

「歯医者の治療費は現金でしか支払えない」と思われている方もいらっしゃいますが、実は現金以外でも支払うことも可能です。ただし、決済用の機材を導入している歯医者に限られます。

規模の小さい歯医者では、まだまだ利用できない場合が多くなっています。一方で、関東圏や地方の都市部にある規模の大きい歯医者では、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済ができる歯医者も増えてきました。

ただし、使用条件を設けている場合もあります。例えば「自由診療の方のみ」「〇〇円以上の支払いで使用可能」などです。使用可能と書いてあるからといって鵜呑みにすると、使えない場合もあります。事前に確認した方が、安心できるでしょう。

使えない歯医者も多いのはなぜか?

多様な決済手段を導入できるのであれば、未だに現金のみの歯医者があったり使用条件を設けたりしているのはなぜなのか気になりますよね。

またキャッシュレス決済ができれば、歯医者としてもさまざまなメリットが考えられます。具体的には、釣り銭の渡し間違いがなくなる、会計のスピードが早くなる、職員の感染リスクを抑えられるなどです。このようなメリットがあるにもかかわらず、現金以外の支払い方法を用意していないのはなぜなのでしょうか。

ここからは、なぜ導入していない歯医者も多いのかをご説明します。

歯医者にとって決済手数料の負担が大きい

キャッシュレス決済の機器を利用すると、歯医者側に決済手数料がかかります。また月額使用料や機材導入のための初期費用など、別途発生するお金も少なくありません。決済代行業者によって設定されている金額は変わりますが、決済手数料は決済金額の1.5〜5%となります。

保険診療を中心に取り扱っている規模の小さい歯医者では、これらがとても負担になるのです。保険診療の単価は国によって決められているため、歯医者ごとに料金を定めることはできません。そのため、手数料や機材導入の費用を捻出するのが難しい歯医者もあります。

電子システムを使い慣れていない

古くからある歯医者では、キャッシュレス決済をはじめ、電子カルテなどの電子システム自体を導入するのが難しいという現実もあります。新しいシステムを覚えるよりも、使い慣れている紙カルテや現金の取り扱いの方が運用がスムーズに行えるからです。

そのため古くからある歯医者よりも、若手の歯科医師が運営している歯医者の方がキャッシュレス決済に対応しているケースが多い傾向があります。

お年寄りも通院されるので完全キャッシュレスが難しい

歯医者には、幅広い年齢層の患者さんが通院します。ご年配の方も多いため、すぐにキャッシュレスへ移行するのが難しいというケースもあります。

来院する患者さんのニーズを考えた結果、そこまでキャッシュレス決済の必要を感じていないという歯医者もあるでしょう。

現金以外で支払いたい場合は、事前確認を

手間はかかりますが、現金以外で支払いたい場合は事前に確認してから通院し始めるとよいでしょう。ホームページに記載している歯医者ばかりではないため、記載がない場合は直接問い合わせてみてください。

通院した際に確認するのであれば、受付に決済可能なクレジットカードなどが記載してあるか見るのもよいでしょう。

ホワイトニングや矯正治療、インプラントなど自由診療を取り扱っている歯医者であれば、キャッシュレス決済を導入している可能性は高いです。ただし、使用するにあたって制限がある場合もあるため、保険診療でも使用できるかは確認が必要です。

使用時に注意することも

使用できるからといって、安心してはいけません。クレジットカード決済をするときに、手数料を上乗せされている場合があるからです。

本来であれば歯医者が負担する決済手数料ですが、これを会計に上乗せしている場合があります。手数料を上乗せするのはクレジットカード会社によって禁じられていますので、現金で支払う金額と相違がないかはしっかり確認しましょう。

まとめ

「歯医者での支払いは現金のみ」というイメージも強いですが、関東圏や地方の都市部にある規模の大きい歯医者ではキャッシュレス決済ができる歯医者も増えてきました。

しかし、キャッシュレス決済を導入していない歯医者も未だにたくさんあります。理由は、決済手数料として決済金額の1.5〜5%を歯医者が負担しなければならないからです。規模の小さな歯医者であれば、小さな手数料でも負担が大きくなるのです。

また昔ながらの方法の方がやりやすい、という歯科医師もいます。歯科医師やスタッフが抵抗なく電子システムを使いこなせるかどうか、というのも現金以外の支払い方法を導入する決めての一つです。

現金以外の方法で支払いたい場合は、通院する前に確認しておくのがおすすめです。

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