いい治療は、良い相談から。 よく分かる歯科治療ガイド
「なるべくなら失敗したくない!」誰だって思うことは同じです。
ここでは歯医者さんに相談する前に知っておきたい、歯科治療の基本情報をご紹介します。
裏側矯正とは?メリットやデメリットについて解説!
裏側矯正とは、どのような施術なのでしょうか。様々な矯正治療がありますが、今回は裏側矯正のメリットやデメリットについて、詳しく解説していきます。
裏側矯正とは?
裏側矯正またはリンガル矯正は、歯並びを改善するための歯科矯正治療の一種です。この治療法では矯正装置を歯の裏側に取り付けるため、外部からはほとんど見えないので、見た目が気になることがありません。裏側矯正は、前歯の歯並びを調整するための効果的な方法で、一般的に以下の特徴を持ちます。
隠れた矯正装置
裏側矯正装置は歯の裏側に取り付けられるため、外部からはほとんど見えません。これにより患者は自信を持って笑顔を見せることができ、矯正中でも外見に対する自己意識を抱かないことができます。
効果的な矯正
裏側矯正は前歯を効果的に調整するための治療法で、歯並びや噛み合わせの問題を解決します。症例によっては、金属製の装置やセラミック製のブラケットを使用することがあります。
個人に合わせた治療
裏側矯正は患者の歯の状態や治療目標に合わせてカスタマイズできます。ドクターとの協力により、患者に合った最適な治療計画が立てられるので、計画に沿って的確に治療を進めてもらうことが可能です。
適応症例
裏側矯正は一般的に前歯の歯並びに関する問題に対して適しています。重度の咬合異常や歯の回転がある場合にも利用できますが、その他の症例に対する最適な選択肢があるかどうかはドクターと相談が必要です。
治療期間
治療期間は症例によって異なりますが、通常は一般的な前歯の矯正治療と同程度の期間がかかります。
裏側矯正は外見への配慮が必要な患者にとって魅力的な選択肢であり、歯並びを改善し、噛み合わせを調整することが可能です。しかし治療方法は個人によって異なるため、ドクターと綿密な打ち合わせを行っておきましょう。
裏側矯正のメリット
裏側矯正には、患者にとって多くのメリットがあります。以下に、裏側矯正の主なメリットを解説していきます。。
目立たない治療
裏側矯正は歯の裏側にブラケットやワイヤーが取り付けられるため、外部からはほとんど見えません。これにより、外見に自信を持って生活できます。特に成人や外見に敏感な患者にとって魅力的です。
自己意識の低減
一般的な矯正治療は目立つため、一部の患者は自己意識を感じることがあります。裏側矯正はこの点で優れており、治療中でも自分自身に自信を持つことができます。
効果的な治療
裏側矯正は前歯の歯並びに関する問題を効果的に解決できます。歯の噛み合わせや顎の問題も改善するのに役立つでしょう。
個別カスタマイズ
裏側矯正は患者の状態に合わせてカスタマイズできます。ドクターとの協力により、治療計画が患者に最適なものが選択できるのです。
歯科医との密な連携
裏側矯正は専門的なスキルと経験を必要とする治療法です。患者はドクターとの継続的な連携を通じて、治療進行を確認し、疑問や懸念を共有できます。
効果的な矯正結果
裏側矯正は前歯の矯正に特に適しており、綺麗で正しい歯並びを実現できます。
一方で、裏側矯正にもいくつかのデメリットや制約が存在するため、治療選択を検討する際にはドクターと相談し、個人のニーズに合った選択肢を見つけることが重要です。
裏側矯正のデメリット
裏側矯正には多くのメリットがありますが、一部のデメリットや制約も存在します。以下に、裏側矯正の主なデメリットを解説していきます。
適応症例の制約
裏側矯正は前歯の歯並びに特に適しており、重度の咬合異常や歯の回転がある場合には、他の矯正方法が必要な場合があります。事前にドクターに相談しておくことが大切です。
調整に時間がかかる
裏側矯正のブラケットやワイヤーは、歯の裏側に取り付けられているため、調整が外部から行いにくく、調整に時間がかかることがあります。事前にどれくらいの時間がかかるのか説明を受けておきましょう。
適応痛
裏側矯正を始めたばかりの患者は、ブラケットやワイヤーによる適応痛(歯や口の中の違和感や痛み)を感じることがあります。ただし、これは通常数日から数週間で軽減できることが多いです。
高コスト
裏側矯正は通常、他の矯正方法よりも高額になることがあります。治療費は患者の症例や治療の必要性に依存するので、事前にどれくらいの費用がかかるのか確認しておきましょう。
保険の適用制限
裏側矯正は一般的な歯科保険では十分にカバーされないことがあるため、患者が全額負担する必要がある場合があります。自分の症例では、保険が適用されるのか確認しておきましょう。
手入れの難しさ
裏側矯正は歯並びを調整するための効果的な方法ですが、ブラケットとワイヤーが歯の裏側にあるため、歯磨きやフロッシングなどの口腔ケアが通常よりも難しくなることがあります。
適用に制約がある場合
裏側矯正は一部の患者にとって適用に制約があることがあり、口内の特定の条件や形態によっては適さない場合があります。ドクターが症例を評価し、最適な治療法を提案してくれるでしょう。
これらのデメリットや制約は、患者のニーズや症例に応じて異なることがあります。裏側矯正を検討する場合、ドクターとの相談を通じて、個人の状況に合った治療法を選択することが重要です。
裏側矯正を受けるか事前説明で判断しよう!
裏側矯正は、矯正装置が見えにくい位置にあるため、他の人に矯正していることを知られずに済む可能性があります。
しかし、手入れがしにくい、治療費が高額になりやすいといったデメリットがあるので、事前に把握しておくことが大切です。
ドクターからいくつかの矯正方法を提案されるので、自分に合った矯正治療を選択していきましょう。
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