舌が白い原因は?なりやすい人と対処法について解説!

舌を見たときに、白くなっていると感じたことがある人はいませんか?この舌が白く見える現象は、何が原因で発生するのでしょうか?

今回は舌が白くなる原因やなりやすい人、対処法について解説していくので参考にしてみてください。

舌が白いのはなぜなのか?

舌が白いときは、舌苔と呼ばれるものが生じている恐れがあるでしょう。この舌苔は、普段の食べかすや汚れが蓄積されたもので、綺麗に除去できていないと白く見せてしまうことがあるのです。

舌苔がついている状態では、口臭の原因になったり味が感じにくかったりするので、早めの対策が肝心になってきます。

舌が白い状態になるのは生活習慣が関係している

普段の生活によって、舌が白い状態をつくり出している可能性があります。例えば、歯磨きが疎かになっている人やタバコを吸っている人は、しっかり歯磨きをしている人などと比べると、舌苔が蓄積しやすい傾向があるでしょう。

日頃の対応によっても、舌苔がついてしまい、舌が白くなる可能性があるので、毎日のお手入れはしっかりしておくことが大切です。

舌苔は除去したほうが良いのか?

舌苔は、口臭の原因になるだけでなく、細菌を誤嚥してしまうと肺炎になるリスクがあります。そのため、定期的に舌を洗浄し、舌苔が残らないよう対応することが大切です。

ただ、舌は繊細であるため、力を入れすぎて洗浄すると、傷をつける恐れがあります。ケアするときは丁寧に行い、怪我をしないよう注意してください。

舌が白くなりやすい人の特徴は?

具体的に舌が白くなりやすい人とは、どんな人なのでしょうか。特徴について解説していくので、参考にしてみてください。

口内が乾いている

口内が乾いているということは、唾液の分泌が少ないということです。唾液は口内に残っている汚れなどを取り除いてくれる効果があるため、分泌量が少ないと舌苔が溜まりやすい口内環境になってしまう恐れがあります。

そのため、口内が乾燥しがちという人は、舌苔が発生してしまい、口臭が強くなったり汚れが残っていたりする可能性があるので気を付けてください。

普段から口呼吸

普段から口呼吸が多い人は、唾液が少ないため口内が乾燥しがちになります。特に睡眠中は口呼吸になっている人も多いため、口内で細菌が増えている可能性が高いでしょう。

また、鼻炎になりやすい人も口呼吸が多い傾向があるので、自分で普段から口呼吸が多いと感じる人は、早めに病院で診察することが肝心です。

ストレスが多い人

ストレスを感じると、交感神経が活発化され、唾液の分泌が抑制されることがあります。結果、口内の乾燥に繋がり、舌苔が発生しやすい環境になってしまうことがあるのです。

ストレスが多いと感じる人は、趣味などを通じて発散されることが大切になってくるでしょう。

受け口の人

受け口の人は、舌の位置が低い場所にあるケースが多いので、上あごに舌が接していない可能性があります。一般的には、舌が上あごに接することで、舌についている汚れなどが落ちることが多いです。

しかし、舌の位置が低いときは、上あごに舌が接することがないため、汚れが除去できずに舌苔となって蓄積される可能性があります。

普段から舌の掃除を怠っている

舌苔は歯ブラシで舌を洗っていけば、除去することができます。しかし、口内に汚れが残っているにも関わらず、適切なお手入れをしていないと、舌苔が生じて白い状態が継続して発生する事態になるでしょう。

綺麗に舌に仕上げるためにも、舌が白くなる前に定期的なお手入れを行っておくことをおすすめします。

舌が白いときの対処法

舌苔によって舌が白くなっている場合、どのような対処を実施すれば良いのでしょうか。具体的な対処法について解説していくので、参考にしてみてください。

専用の歯ブラシで舌を磨く

舌が白くならないためにも、適切なお手入れを行うことをおすすめします。お手入れ方法としては、舌を磨くための専用の歯ブラシがあるので、それを使って奥から手前に向かって優しく歯ブラシを動かしていきましょう。

舌を磨いた後は、汚れが口内に残らないように、口をしっかりゆすいでください。これで綺麗い汚れが除去できるはずです。

こまめに水を飲む

口内が乾燥すると細菌が繁殖し、舌苔ができる原因となってしまいます。そのため、口内が乾燥しないようにこまめに水を飲んでおくことが大切です。

特に朝は水分が不足している傾向にあるので、コップ1杯分程度の水を飲んでおくことをおすすめします。

舌が白いときはすぐに歯ブラシで汚れを落そう

舌が白くて困っている方は、専用の歯ブラシなどで綺麗に汚れを落とすことを意識してください。普段から専用の歯ブラシで舌を磨いておけば、舌が白いといった状態は緩和させられるでしょう。

また、口内が乾燥すると細菌が増えてしまい、舌苔が蓄積しやすくなるので、こまめに水分を取ることも大切です。

しっかりお手入れを行っておけば、舌苔が生じるような口内環境にならないように注意しましょう。

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