ドライソケットの見た目の特徴とは?痛みや対処法について解説!

ドライソケットという症状について聞いたことはありますか?抜歯をして数日経過した後に徐々に痛みが強くなってきたり、1週間を経過しても激しい痛みがおさまらないような場合はドライソケットの可能性があります。具体的にどのような現象が起こっているのでしょうか?

本記事ではドライソケットについて解説いたします。痛みや対処法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

1.そもそもドライソケットとは?

 そもそもドライソケットとはどういった状態のことでしょうか?ドライソケットとは、抜歯後の傷口に血餅ができずに、骨がそのまま露出してしまっている状態のことです。抜歯をした後は血餅によって傷口が塞がるのが一般的です。しかし、血液が不足しているなどの理由で血餅が作れない、もしくは作られてもすぐに剥がれてしまうという状態が続くと、傷口を覆うことができずに内部の骨が露出してしまうのです。

血餅が作られないと外部からの刺激を防いだり、傷を回復させたりすることができません。その結果、抜歯後の痛みがいつまでも治らないということになってしまうのです。抜歯後、痛みが続くようであればドライソケットの可能性があると考えてください。

2.ドライソケットの原因は?

なぜ、ドライソケットになってしまうのでしょうか?ドライソケットになること自体はそれほど珍しくありません。100人に2~3人の割合で起こると言われています。抜歯後にどれくらい出血が起こるか、どのように症状が改善していくかは個人差が大きいのですが、予防をすることである程度ドライソケットの発生を防ぐことが可能です。

ドライソケットを引き起こす原因としては以下のようなものが考えられます。

①強いうがい

抜歯後には血の味が気になるという理由でうがいを繰り返してしまう方がいます。気持ちはわかりますが、抜歯後に強いうがいを行うのは避けてください。うがいを繰り返してしまうと、傷口を覆っている血餅が剥がれてしまい、ドライソケットを引き起こす可能性があります。

抜歯後の血餅は剥がれやすいです。うがいなどで刺激を加えるのは避けるようにしてください。

②喫煙

タバコの煙に含まれている成分によって、毛細血管が収縮すると血流が悪くなりドライソケットになりやすいです。抜歯をした後はなるべくタバコを控えるようにしましょう。健康面で考えると禁煙を続けた方がいいのですが、傷口が回復してからは今までと同じように喫煙を行っても問題ありません。

③難しいケースの抜歯

下顎で埋まっている親知らずのように、抜歯が難しいケースはドライソケットを引き起こす可能性が高いです。抜歯が難しいと、周囲の骨を削るなどの対応を行わなくてはいけません。抜歯にかかる時間が長くなると、周囲の損傷も大きくなっていきます。手術中に出血が止まってしまうと、血餅が作られづらくなってしまいます。

抜歯が困難な場合はドライソケットになる可能性が高いと認識しておきましょう。

3.ドライソケットの見た目

ドライソケットは見た目で判断することができます。通常の傷口であれば、抜歯によってできた穴を赤くてぶよぶよした血の塊が覆うことになります。この血の塊が血餅なのですが、ドライソケットは血餅が作られないので穴があいたままになります。

また、内部の骨が露出して見えるので、赤っぽい色ではなく白っぽく見えるという特徴もあります。露出した部分に食べかすが入ると見えなくなってしまう場合もありますが、傷口が開放されているのであれば、ドライソケットであると考えて問題ありません。

ドライソケットが確認できた場合は、無理をせずに痛み止めを飲んでください。痛みが起こっていないのであれば問題ありませんが、無理に我慢をする必要はありません。歯医者さんで処方された痛み止めを飲み切ってしまった場合は、市販で売っている鎮痛剤を使用しましょう。成分としては処方されるものと同じなので問題ありません。

口を動かすのがつらいという場合は、無理に食事を摂ろうとする必要はありません。ゼリー系栄養食品のようになるべく負担が少ないものを食べて安静に過ごすことを心がけてください。

しばらく放置していると改善することも多いですが、治らないという場合は歯科医院で処置を行いましょう。露出した骨から感染を引き起こしてしまう可能性もあります。放置していると大きな問題に発展するかもしれないので、ドライソケットであると発覚したのであれば、早めに歯医者さんに相談してください。

まとめ

いかがだったでしょうか?最後にドライソケットの見た目についてまとめます。

  1. 抜歯後の傷口が血餅によって塞がれずに、空いたままになってしまうのがドライソケット
  2. 強いうがいや喫煙によってドライソケットが起こる場合がある
  3. 骨が露出している場合は、ドライソケットの可能性が高い

ドライソケットは放置していてはいけません。痛みを感じたらすぐに歯医者さんに相談をしてください。

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