生えかけの親知らずが痛い?対処法について解説!

口の奥に生えかけの親知らずがある場合、状況に応じて痛みが生じる可能性があります。我慢できないほどの痛みである場合、早めに対処しないと集中の妨げになってしまう恐れがあるでしょう。

今回は生えかけの親知らずが痛い時の対処法について解説していきます。

生えかけの親知らずについて

生えかけの親知らずがある場合、どのような影響を与えてしまうのでしょうか?主に痛みが生じる、臭いの原因になるなどが考えられます。

詳しい特徴について解説していくので、参考にしてみてください。

痛みが生じる可能性が高い

生えかけの親知らずは、歯茎を押してしまうことが多いため痛みが生じる可能性が高いです。また、親知らずは近くの歯を圧迫してしまうケースもあり、痛みや違和感を覚える人もいます。

少しでも痛みが生じている場合は、一度歯医者さんに相談してみて、親知らずの状態をチェックしてもらってください。

歯茎に汚れが溜まりやすい

親知らずは少し傾いて生えてくる傾向があり、歯茎の間に隙間が生じやすくなっています。そのため汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病の原因になりやすいので注意が必要です。

親知らず向けの歯ブラシなども販売されているので、うまく活用して親知らず周辺の汚れを除去するようにしましょう。

また、歯茎に汚れが溜まると腫れやすくなり、出血が伴うことがあります。違和感を覚えた時は、速やかに歯医者さんに来院して様子を見てもらいましょう。

口臭悪化の原因になる

親知らずは奥の歯ブラシが届きにくい箇所に生えてきます。そのため、お手入れが届きにくく、歯垢などの汚れが溜まりやすい傾向にあるのが特徴です。

汚れが蓄積されていくと、口臭が悪化する原因になります。臭いが気になりだしたら、汚れが溜まっている恐れがあるので、正しい口内ケアを行い、速やかに汚れを落とすことが大切です。

生えかけの親知らずが痛い時の応急処置

痛み止めを利用する

親知らずが痛み出して我慢できない時は、痛み止めを服用してみましょう。痛み止めであれば、一時的ではありますが痛みが和らぐ可能性があります。

痛み止めを利用する時は、歯医者さんで状況を確認してもらってから、適切な物を処方してもらいましょう。

痛みが生じている箇所を冷やす

親知らずが痛む時は、炎症が引き起こされている可能性があります。そのため、患部を冷やせば一時的に痛みが緩和されるかもしれません。

氷などを患部に当てて、少しずつ冷やすようにしましょう。

生えかけの親知らずが痛い時の対処法

生えかけの親知らずが痛い時、いくつか対処法があります。どのような対処法があるのか、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。

親知らず近くの汚れを除去する

歯医者さんに足を運べば、親知らず近くの汚れを綺麗に除去してくれる施術が受けられます。汚れが除去できれば、炎症を抑えて痛みが和らいでいく可能性があるでしょう。

その後に、患部へ薬を塗布してもらえることもあるので、痛みが伴う時はドクターに相談してみてください。

親知らずを抜歯する

親知らずが傾いて生えているなど、汚れが溜まりやすい環境にある場合、放置すると虫歯や歯周病の原因になる恐れがあります。

そのため、早めに抜歯して症状が出る前に対処することが大切です。

親知らずの場合、隣の歯も虫歯や歯周病になりやすくなるので、口内トラブルが引き起こされやすい傾向にあります。

痛みが伴っていなくても、親知らずは抜歯したほうが良いケースもあるので、一度歯医者さんで相談してみてください。

抗生物質を処方してもらう

親知らずが炎症して痛い場合、抗生物質を処方してもらい、炎症を抑えてもらう必要があります。炎症を抑えないと、抜歯する時に痛みが強くなる可能性があるので、先に症状を緩和させないといけません。

また、痛みがどうしても引かない場合は、抗生物質と一緒に痛み止めも処方してもらうようにしましょう。

生えかけの親知らずは早めに抜歯することも検討しよう

生えかけの親知らずは汚れが溜まりやすい傾向にあるため、炎症を引き起こして痛みや口臭の原因になる恐れがあります。

また、汚れが溜まっている状態を放置すると、虫歯や歯周病の原因になることもあるので、早急に処置を施すことが大切です。

痛みが伴っていなくても、早めに抜歯したほうが良いケースもあるので、一度歯医者さんで相談してみてください。

どうしても親知らず付近が痛くて我慢できない時は、痛み止めを使ったり患部を冷やしたりして、痛みを緩和させるようにしましょう。

親知らず周辺の汚れは放置すると、口内トラブルを引き起こす可能性があります。そのため、早めに歯医者さんで状況を確認し、適切な処置を施してもらうことが大切です。

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