口内炎は一度できると長続きすることも珍しくありません。しかし、口内炎ができると食事も不自由してしまいますし、ストレスもかかります。ほとんどの方が、なるべく早く口内炎を治したいと思っているのではないでしょうか？

本記事では口内炎を早く治す方法について解説いたします。また、口内炎ができたときにおすすめの食べ物についても解説しているので、ぜひご確認ください。

1.根本的な原因を解消するのが先決

口内炎を早く治す方法として、最も重要なのが口内炎ができた根本的な原因を解消することです。口内炎ができた原因がストレスであれば、ストレスを解消することで口内炎はおさまっていくでしょう。体調不良であれば、その体調不良の原因を特定して、それが解消するように薬などを服用すれば口内炎が治るかもしれません。

口内炎だけを治すのではなく、口内炎ができた原因を解消するように考えなくてはいけません。なぜなら、口内炎そのものができる原因を解消しないと、一時的に口内炎がなくなったとしてもまた再発する可能性が大いにあるからです。

そのため、口内炎を早く治したいのであれば、まずは根本的な原因を明らかにしなくてはいけません。口内炎はいろんな原因で起こりますが、舌や頬を噛んだのがきっかけで口内炎が起こっている場合は、思い当たる節があるはずです。

そういった思い当たる節がないのに、口内炎ができているという場合は、体調不良が原因であることが多いです。そのため、栄養価が高い食事を摂取して、体調を整えることを意識してください。

2.ビタミンB群とビタミンCが大切

口内炎ができてしまう原因の1つにビタミンB群とビタミンCが不足していることが挙げられます。全体的に栄養が不足して、体調不良になることによって口内炎ができるケースもあるのですが、ビタミンB群とビタミンCについては不足すると口内炎になりやすいので注意しなければいけません。

ビタミンB群が多く含まれている食べ物としては、牛や豚、鶏のレバー、うなぎ、いわしなどがあります。食べやすい食べ物としては、納豆やまいたけ、干ししいたけなどが挙げられます。

ビタミンCが多く含まれている食べ物としては、柑橘系の果物やブロッコリーなどが有名です。これらを普段から摂取することで、口内炎になりづらい体を作っていくことができます。

口内炎ができた後にこれらを食べることももちろん大切です。しかし、口内炎ができると痛みによって食事が満足にできない可能性があります。そのため、口内炎ができてから食事に気をつけるのではなく、普段からビタミンB群やビタミンCを意識した食事を摂取するようにしてください。

3.食べてはいけないものもある

食べ物の中には、口内炎を悪化させてしまうものがあります。代表的なものとしては辛い食べ物が挙げられます。辛い食べ物は口の中を刺激するため、口内炎がさらに悪化してしまうのです。

そのうえ口内炎がある状態というのは痛みに敏感です。辛いものを食べて刺激が加えられると、激しい痛みが起こるかもしれません。口内炎がある状態で辛いものを食べるのは避けるべきでしょう。

また、熱いものも避けるようにしてください。熱いものも口内炎を刺激するきっかけとなります。少し冷ましてから食べれば問題ないので、口内炎があるときは工夫をして食べるようにしてください。

味の濃いものも避けましょう。味の濃いものには、塩分や香辛料が多く使われています。それが口内炎に刺激を与えてしまうので、できれば避けるようにしてください。もちろん、塩分や香辛料を摂取してはいけないというわけではありません。摂取自体は問題ないのですが、過度に摂取するのは避けてください。

最後に甘いものです。甘いものには塩分もそれほど含まれていませんし、刺激物でもないので問題ないと思うかもしれません。しかし、砂糖がたくさん含まれている食べ物は、分解するときにビタミンB群を消費してしまいます。先ほど説明したように、ビタミンB群は口内炎をなくすためには欠かせない栄養素です。それを消費してしまうので、なるべく甘いものも避けるべきでしょう。

口内炎は一般的に数日で治ります。こういった食事の制限があるのもあくまで一時的なものなので、少し我慢をして口内炎を悪化させないように心がけてください。

まとめ

いかがだったでしょうか？最後に口内炎を早く治す方法とおすすめの食べ物についてまとめます。

1. 口内炎を早く治すには、根本的な原因を解決することが重要。ストレスや体調不良といった口内炎ができる原因そのものを解消しないと口内炎は再発してしまう。
2. ビタミンB群とビタミンCが不足すると口内炎ができやすくなってしまうので、注意しなければいけない。
3. 辛いものや熱いものなど口内炎を刺激する可能性のあるものはなるべく避けた方がいい。

口内炎を早く治したいと思っている方は多いでしょう。そういった方こそ、根本的な原因を解消することを心がけてください。