口内炎がたくさんできてしまった経験がある方は多いのではないでしょうか？普通ならば1箇所にしかできない口内炎が複数箇所できる場合は、いつもとは違う原因が隠れている可能性があります。根本的な原因を解消して、口内炎を早く治療しましょう。

本記事では口内炎がたくさんできる原因について解説いたします。また、治らない場合の対処法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

1.口内炎がたくさんできる原因

口内炎がたくさんできる原因はいくつか考えられますが、大きくまとめると体調不良が口内炎の原因になっているケースが多いです。体調不良の理由としては、疲れや風邪、ストレスなどが考えられます。

口内炎とは炎症のことなので、口内に傷がついた場合に発症する可能性があります。しかし、複数箇所同時に傷つくというのはあまりありません。頬や舌を噛んでしまった場合も、口内炎はできますが複数箇所できるケースは珍しいでしょう。

体調不良の場合は、口内全体に影響が出ます。そのため、口内炎がたくさんできてしまう可能性があるのです。もし、口内炎が複数箇所できたという場合は、自身の体調におかしなところはないかを考えてみてください。

2.口内炎を治すためには

口内炎を治す方法として、歯医者さんなどに相談することは可能です。しかし、歯医者さんや口腔外科では、体調不良を治すことはできません。そのため、口内炎ができた原因が体調不良である場合は、まず体調を整えることを優先するべきです。絶対に歯医者さんや口腔外科で治療をしなくてはいけないということはありません。

体調不良にもいろんな原因がありますが、体に必要な栄養素を取り入れれば改善されることが多いです。そのため、口内炎がたくさんできたときは、まずは栄養不足を疑うようにしてください。明確に体調が悪い原因がある場合は、病院に相談をしてください。

また、口内を清潔にすることも意識してください。口内炎がある状態で歯磨きをしたりうがい薬を使ったりするのは抵抗があるかもしれません。しかし、口内環境が清潔になれば、口内炎の症状は治っていきます。口内炎があるときこそ、歯磨きを徹底して行うことを心がけてください。

それでも治らないという場合は、歯医者さんや口腔外科に相談をしてください。口内炎だと思っていた症状が口内炎ではなかったというケースも稀にあります。特に舌がんは口内炎と区別がつかないことが多いです。どうしても不安という方は、歯医者さんや口腔外科に相談をしてください。

3.ご飯が食べられない場合には

口内炎を治すために栄養を摂取したいけれど、痛みが強くてあまり食べられないという方も多いと思います。そういった方は、冷ましたスープ類やプロテイン飲料、ゼリー飲料、牛乳やヨーグルトなどを中心に食べるようにしてください。

基本的に口内炎があるときには、刺激が加わるような食べ物を摂取するべきではありません。アルコールや辛い物はなるべく避けるようにするべきです。そういったものを食べてしまうと、口内炎がかえって悪化する原因にもなってしまうので注意しましょう。

先ほど紹介した食べ物には、栄養素が多く含まれています。普通に食事ができるのであれば問題ないのですが、難しいという場合はこういった食事を摂るようにしてください。

また、普段の食事にも注意をしてください。口内炎ができるときに不足しているのは、ビタミンB群やビタミンCであることが多いです。普段の食事からこれらの栄養素が摂取できるように心がけてください。

おすすめな食べ物としては、魚類や肉類、にんにく、穀類、のり、貝類などです。これらにはビタミンB群が多く含まれているので、普段の食事から意識をして摂取するようにしてください。

また、豚肉やレバーには特にビタミンB群が多く含まれています。毎日摂取するのは難しいかもしれませんが、定期的に食べるようにしてください。

薬で口内炎を治療することも可能です。しかし、持病で服薬している薬があるという方は、飲み合わせ次第で重大な副作用につながる可能性があります。持病で薬を使用している方は、口内炎の薬とあわせて使用しても問題がないかをあらかじめ確認するようにしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか？最後にたくさんの口内炎についてまとめます。

1. 口内炎がたくさんできる原因は、疲れや風邪、ストレスなどの体調不良であることが多い。
2. 口内炎を治す際には栄養補給が欠かせない。また、口内を清潔な状態に保つことも意識するべき。
3. 口内炎の影響で食事が難しいという場合は、スープ類やゼリー飲料などを中心に食べるのがおすすめ。ビタミンB群やビタミンCが不足しがちなので、これらを含む食べ物を日頃から意識して摂取することも大切。

口内炎が気がついたらできています。たくさんできることもあるので、できづらいような環境を整えることを意識してください。