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口内炎を治すためにはビタミン摂取がポイント!おすすめの食材もご紹介!

口内炎は、食事を取るだけで痛みを伴い生活に支障をきたすこともあります。口内炎を早く治すために効果的だと言われているのが「ビタミン」をとることです。

当コラムでは、口内炎ができる原因と、ビタミンが多く含まれている食品について解説していきます。

ビタミン不足だと口内炎ができやすい

頬を抑える女性
頬や歯ぐき、唇の裏など口の中の粘膜に炎症が起きる口内炎。口内炎にはさまざまな種類がありますが、口内炎ができる原因も1つではありません。

  • 食生活が乱れている
  • 口の中に傷がある
  • 睡眠不足やストレス

上記の原因を見てわかるように、バランスの取れた食生活、規則正しい生活を行っていないと口内炎はできやすい傾向にあります。

口の中の粘膜は、常に新陳代謝を行っています。しかし、睡眠不足やストレスが溜まると新陳代謝が低下し、口の中の粘膜が荒れてしまいます。これが悪化すると潰瘍状態になり、口内炎を引き起こしてしまうのです。

不規則な生活以外にも注意しなければいけないのが食生活です。食生活が乱れていると、口の中を健康に保つための栄養が不足してしまいます。特に、ビタミンは口の粘膜を守る作用を持っています。

そのため、食生活が乱れてビタミンが十分に取れていないと口内炎ができやすいと言われています。口内炎を治すためにはビタミンを摂取するようにしましょう。

口内炎を治すためにはビタミンAとビタミンBが効果的

野菜を持っている女性の写真
口内炎を治すために効果的と言われているビタミンですが、ビタミンは必要な量を体内で作ることができません。そのため食品から摂取するようにしましょう。

しかし、ビタミンにも種類があり、ビタミンならどれでも良いわけではありません。

口内炎を治すために摂取したほうが良いと言われているのはビタミンAとビタミンBです。それぞれどのような作用があるのかを解説していきます。

ビタミンAの作用

ビタミンAは、目を守る作用を持っています。しかし、それだけではなく免疫機能、生殖機能、肌や粘膜を守る働きも行ってくれます。そのため口内炎への作用も期待できます。

ビタミンAは、以下の食材に多く含まれます。

  • レバー
  • 卵黄
  • うなぎ
  • バター
  • ニンジン
  • ほうれん草
  • モロヘイヤ など

ビタミンBの作用

ビタミンBの中でも口内炎に効果的だと言われているのが、ビタミンB2とビタミンB6です。ビタミンB2の作用は、粘膜や皮膚の保護です。ビタミンB6はアミノ酸代謝により歯、髪や皮膚などを生成してくれます。

舌や唇に炎症が起きてしまう一因が、ビタミンB2、B6が不足しているからだと言われています。
ビタミンB2は、以下の食材に多く含まれます。

  • 焼きのり
  • 干し椎茸
  • 唐辛子
  • アーモンド
  • 乾燥わかめ
  • 納豆
  • 干しひじき など

ビタミンB6は以下の食材に多く含まれます。

  • かつお
  • まぐろ
  • 鶏ささみ
  • バナナ
  • さつまいも
  • 赤パプリカ など

上記の食品を積極的にとっていきましょう。口内炎を治す助けにもなってくれるし、予防にもつながります。

食品からの摂取が難しい場合はビタミン剤がおすすめ

サプリの写真
ビタミンが多く含まれる食品を紹介しましたが、たくさんの量を一度に食べるのは困難です。食品以外からビタミンを摂取する場合は、ビタミン剤の使用がおすすめです。

もちろんビタミン剤にも様々な種類がありますので、どのビタミン剤を服用するかは十分に検討する必要があります。

歯科医院で相談しても良いでしょうし、市販品を購入する場合は、お店の人に確認すると良いでしょう。。

①医薬品として処方されたビタミン剤

ビタミン剤には、医師から処方される医薬品と市販のものがあります。どちらにもビタミン剤が含まれているのですが、医薬品とサプリメントでは配合量が異なります。

②サプリメントとして販売されているビタミン剤

ドラッグストアなどでビタミン剤を手軽に購入することができます。病院に行かなくても手軽に手に入れることができるのです。
口内炎はビタミン剤を飲めばすぐに治るものではありませんが、手助けはしてくれます。

普段から栄養バランスが取れた食事を摂るようにし、それでも十分にビタミンが足りない場合はビタミン剤を使用しましょう。

口内炎が長引く場合は他の病気の可能性がある

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バランスの取れた食事、規則正しい生活を行ってもなかなか口内炎が治らない場合は別の病気の可能性があります。

  • 口内炎が2週間治らない
  • 口内炎がたくさんできる
  • 口内炎を触っても痛みがない

上記の項目に当てはまる場合、口内炎ではなく別の病気かもしれません。口内炎だと思って放置していたら、口腔がんと診断されたケースもあります。口腔がんは初期症状として、口の中に口内炎のような炎症が発生します。

口内炎と区別するのは困難ですので、2週間以上続くようであればまずは受診を行ってください。

【まとめ】口内炎を治すには規則正しい生活とビタミン摂取

この記事では、口内炎ができる原因とビタミンが多く含まれている食品について解説しました。口内炎は睡眠不足やストレス、ビタミン不足が原因でできると言われています。バランスの良い食事、規則正しい生活が口内炎を治すための近道です。

もしも、2週間以上経っても口内炎の症状が改善しない場合は、迷わずに歯科医師に相談しましょう。

口内炎を長引かせないために、できることを実行していきましょう。

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