キレイラインは失敗する?失敗例と失敗しない方法について解説!

キレイラインは矯正を始めるまでの価格が安いことから比較的人気の高い歯列矯正です。そんなキレイラインですが、実は失敗するという意見も一部存在しているのです。キレイラインが失敗するというのは事実でしょうか?また、どういった理由で失敗するのでしょうか?

本記事ではキレイラインの失敗について解説しております。失敗しない方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

1.キレイラインは失敗する場合がある

 キレイラインは失敗する場合があります。これはキレイラインだから失敗するのではなく、矯正治療全てにおいて共通しています。理由は様々ですが、結果として矯正がうまくできなかったというケースはゼロではありません。

これだけを聞くと、矯正治療が成功するかどうかわからないならやる意味がないのではと思うかもしれません。しかし、実際にはそういうわけではありません。失敗してしまう理由を詳しく紐解いていくとわかるのですが、歯並びには矯正治療可能なものと難しいものがあります。

そもそも矯正治療を始める前には歯医者さんによるカウンセリングが行われます。その時点でどれくらい矯正治療の効果が期待できるか、どのように歯が動いていくと考えられるかが必ず説明されるのです。キレイラインについても同様で、キレイラインを使って矯正治療が可能かどうかも説明されます。場合によってはキレイラインでの治療が難しいから、ワイヤー矯正などの別の矯正方法をおすすめされることもあるでしょう。

しかし、患者によってはどうしてもキレイライン矯正で治療を行いたいという方もいます。そういった方が、歯医者さんの意向に従わずに無理にキレイライン矯正での治療を希望するのです。結果として矯正治療が失敗してしまうのです。

つまり、キレイラインが失敗するかどうかは、矯正治療が始まる前にある程度決まっているということになります。歯医者さんの指示をしっかりと聞いて、本当にキレイラインでの治療ができるかどうかを冷静に判断するべきでしょう。

2.キレイラインの失敗例

具体的にキレイラインはどういった形で失敗してしまうのでしょうか?主なパターンについて解説いたします。

①出っ歯になる

あごの大きさに対して歯が大きい、歯の本数が多いという場合には、歯が綺麗に並ぶけれど前歯が前に出てきてしまうというケースがあります。これは歯の状態をしっかりと調べてもらうことで回避できるので、歯医者さんの指示に従っていれば基本的には起こりません。

しかし、起こる可能性をゼロにすることはできません。歯医者さんがキレイラインでの矯正治療が可能と判断した場合でもこういった失敗が起こる可能性はあることは理解しておいてください。

②歯が動かない

最初に指示されていた矯正期間が終了しても、歯が動いていないというケースもあります。これは失敗というよりは予定通りに矯正が進まなかったといえるでしょう。矯正治療を延長することでちゃんと結果が現れることがほとんどです。

また、歯医者さんによっては途中で別の矯正治療に切り替えなくてはいけないかもしれません。最初はキレイラインでの治療が可能だと言われていたのに、経過をみてワイヤー治療でないと効果が薄いと判断される場合があるのでそういったケースについても理解しておきましょう。

③歯が元に戻る

矯正治療が終了してから歯が元の位置に戻る場合があります。これは基本的に患者側に責任がある場合がほとんどです。矯正治療が終了したら歯が元に戻るのを防ぐために、リテーナーという器具を装着しなくてはいけません。

しかし、患者によってはその装着を指定された期間行わないというケースがあるのです。こういった場合は歯が元に戻ってしまう可能性が高くなるので注意してください。

3.キレイラインで失敗しないためには

キレイラインで失敗しないためには、歯医者さんの指示をきちんと聞くことが最も大切です。歯医者さんは矯正治療を成功させるために、どういった行動をしなくてはいけないか、どういった点に気を付ける必要があるのかなどを細かく説明してくれます。

また、行ってはいけない行動も存在します。それらをきちんと理解して、必ず守るようにしてください。特にマウスピースの装着時間については気をつけましょう。指定された時間に装着をしていないというケースは少なくありません。矯正治療が長引くと、追加で料金が発生する場合もあります。そういったことが起こらないように、注意して矯正治療と向き合っていくことが大切なのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?最後にキレイラインでの失敗についてまとめます。

  1. キレイラインに限らず矯正治療は失敗する場合がある
  2. キレイラインは思っているように歯が動かないなどの失敗がある
  3. 歯医者さんの指示を守って矯正治療を行うことが大切

キレイラインでの失敗を防ぐために、歯医者さんの指示にはしっかりと従うようにしてください。

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