歯並びが気になる方であれば一度は歯の矯正を検討したことがあるかもしれません。50代からでも歯の矯正を行うことは可能です。

しかし歯の矯正は時間も費用もかかります。後悔しないためには当コラムで紹介する項目を事前に確認するようにしましょう。

50代からの歯の矯正で後悔しないために注意するべきこと

歯の矯正は50代からでも行うことが可能です。

• 虫歯がある
• 歯周病になっている
• 加齢によって歯茎が下がっている

ただ、上記の項目に当てはまる場合はまず最初に治療を行う必要があります。その後歯の矯正を行いましょう。

歯の矯正を行い後悔しないために注意するべきことはこちらです。

 

①自分に合った歯医者さんを選ぶ

歯の矯正に限らず歯科医院に通院する場合は、自分に合ったクリニックを選ぶようにしましょう。選ぶ際のポイントは以下の通りです。

• 料金についてしっかり説明してくれる
• 複数の選択肢を提案してくれる
• デメリットも提示してくれる
• 不安を解消してくれる
• コミュニケーションが取りやすい

歯の矯正はメリットもありますが、デメリットもあります。メリットのみを説明された場合、矯正後の後悔へと繋がるかもしれません。メリットもデメリットも教えてくれる歯医者さんがおすすめです。

歯の矯正は高い治療費が発生します。「事前に聞いていた治療費よりもかなり割高になっている」など後悔しないためにも治療費の確認も怠らずに行いましょう。

 

②歯科医師の指示通りに通院する

歯の矯正は器具を装着して終了ではなく、定期的な通院が必要となります。歯科医師の指示通りに通院することができなければ、治療が遅れたり後悔する原因となるかもしれません。

歯の矯正方法はさまざまですが、ワイヤーを使って矯正する場合は、1ヶ月に1回の通院が必要となります。歯医者さんでワイヤーの交換を行うことで歯の動きを調整していきます。予定通りに調整ができなければ、矯正期間が長引くことになります。

マウスピースを使った矯正方法もありますが、こちらも定期的に歯科医師に診てもらうことが必要です。歯の矯正で後悔しないためにも必ず指示通りに通院をしてください。

 

③事前のカウンセリングで不安点を伝える

50代から歯の矯正を行う際によく聞かれる後悔が「不安点を解消しておくべきだった」ということです。不安点や疑問点をそのままにしておくと、のちのち後悔する原因となります。少しでも疑問に思ったことはカウンセリング時に質問をするようにしましょう。

 

④歯の矯正を途中でやめない

歯の矯正は途中でやめてしまうとお金も時間も無駄になってしまいます。

• 後戻りする
• 虫歯になるリスクが高くなる
• 歯周病になるリスクが高くなる

それだけではなく、上記のようなことが起こる可能性もありますので途中でやめずに最後まで矯正を行ってください。

ワイヤー矯正は器具を付けていますが、途中で矯正をやめたいからと言って自分で器具を外すことはとても危険です。必ず歯医者さんで外してもらってください。しかし器具を外す場合も料金がかかることがあります。

歯の矯正を途中でやめる一因として考えられるのが、引っ越しや転勤などです。歯の矯正を行っている歯医者さんへ通院することが困難になった場合は、早めに歯科医師に相談することが大切です。

 

50代から歯の矯正を行うメリット

50代から歯の矯正を行うメリットはこちらです。

• 噛み合わせが改善される
• 虫歯のリスクが低くなる
• 歯周病のリスクが低くなる
• 肩こりの改善につながる
• 頭痛の改善につながる

歯の矯正を行うと、歯並びが良くなり虫歯などにかかるリスクが低くなります。噛み合わせが悪いと全身に悪影響を及ぼし、肩こりや頭痛の原因となりますが歯の矯正を行うことで改善にもつながります。

50代から歯の矯正を行うデメリット

50代から歯の矯正を行うにはデメリットもあります。デメリットも理解して矯正を行うのか判断してください。

• 時間がかかることがある
• 痛みが伴う
• 見た目が気になる
• 虫歯になるリスクが高くなる
• 歯周病のリスクが高くなる

大人は歯の移動がゆっくりな為、歯の矯正には時間がかかることがあります。

歯の矯正は歯を少しずつ動かしていくため、痛みを伴う可能性があります。歯の矯正方法によっては痛みを感じにくいものもありますので、痛みが少ない矯正方法を行いたい場合は歯科医師へ相談し不安を解消しましょう。

歯の矯正は器具を装着して行います。見た目が気になる方は透明なマウスピースを使うことも検討してみてください。

 

【まとめ】50代からも歯の矯正は可能！後悔しないためには確認が大切

歯の矯正は50代からでも可能です。ただし後悔しないためには事前に不安点や疑問点を事前に確認することが大切です。

50代は歯だけではなくさまざまな疾患を抱えている方も多いため、注意しなければならない点も多くあります。歯科医師の指示を守って後悔のない歯の矯正を行いましょう。