親知らずが生える年齢は?生える前兆や抜歯に適した時期について解説

友人や家族に親知らずが生えてきた人がいると、「私はいつ生えるんだろう」と気になるものです。しかし、親知らずは誰もが生えるものではありません。生える時期や生え方も、人によってさまざまです。生えるかどうかを確認したいのであれば、レントゲンを撮影すれば、10歳頃には親知らずの有無を判断できるケースが多くなっています。

本記事では、親知らずが生える年齢や前兆、抜歯に適した時期について解説します。生える時期や、生えたらすぐ抜歯した方が良いのかなど、親知らずについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

親知らずが生える年齢

親知らずが生えてくる年齢は、人それぞれです。先天的に生えない人もいるため、誰にでも生えるわけではありません。

生える場合は、10代後半から20代前半頃に生えてくる人が多い傾向がありますが、30代、40代になってから生えてくる人もいます。また、親知らずがあっても、歯茎に埋まったまま見える位置には生えてこない人もいます。

親知らずは、急に成長して生えてくるわけではありません。幼児の頃から親知らずになる歯のもとがあり、それが徐々に成長し、やがて見えるようになります。10歳頃には、レントゲンで確認できる大きさになると言われています。

 

親知らずが生える前兆

親知らずが生える前兆には、下記のような症状があります。

  • 奥歯の違和感
  • 奥歯の歯茎の痛みや腫れ
  • 歯茎が白っぽく透けて見える
  • 食べ物や歯ブラシなど、何かものが当たると痛む

いずれの症状も、親知らずが移動しているのが原因で起こります。何か当てはまる症状があれば、これから少しずつ見えるようになるかもしれません。

 

親知らずが生えたら抜歯するべき?

「親知らずは抜歯するもの」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、生えたからといってすぐに抜歯とはなりません。抜歯が必要となるのは、親知らずがあることでトラブルが起きてしまう場合です。

永久歯と一緒にきれいに並び、まっすぐ生えている親知らずは、ケアが行き届いていれば大きな問題のもとにはならない場合が多いです。そのため、抜歯をせずに様子を見ていても大丈夫です。

一方で、斜めに生えている、ほとんど歯茎に埋まっているけど一部だけ出ている、などの場合は、抜歯の可能性が高くなります。歯の周囲に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病といったトラブルの原因になり得るからです。奥歯や歯茎を守るためにも、良くない生え方をしている親知らずは抜歯を検討しましょう。

 

親知らずを抜歯するのに適した時期

親知らずの抜歯には、特に年齢制限はありません。とはいえ、年齢が上がると、抜歯後に血が止まりにくい、傷跡の回復に時間がかかるなどのリスクが生じるため、できる限り若いうちに抜歯するのがおすすめです。

また、年齢が上がると、顎の骨と親知らずが定着して抜きにくくなります。骨が柔軟な若いうちの方が抜きやすいため、抜歯時の負担を抑えられるはずです。

加えて、女性の場合は妊娠・出産を控えていると、痛み止めや抗生物質の服用ができないといった制限が生じてしまいます。その上、妊娠中はつわりでいつも通りの口腔ケアができなかったり、ホルモンバランスの変化で口腔内のトラブルが起きやすかったりと、さまざまな変化が起きます。できれば妊娠・出産前に抜いておく方が良いでしょう。

 

親知らずの違和感は、早めに歯医者さんへ相談を

自分で目視できないからと言って、親知らずが生えていないわけではありません。歯茎の中に埋まったまま奥歯を押していたり、見えない位置で虫歯になっていたりと、さまざまな可能性が考えられます。奥歯の周辺に違和感を感じたら、早めに歯医者さんで相談しましょう。

抜歯まで見据えて親知らずの相談に行くなら、歯科口腔外科を扱う歯医者さんを選ぶのがおすすめです。検査や相談は多くの歯医者さんで可能ですが、難易度の高い抜歯となると大学病院を紹介されることもあるからです。

「時間的に大学病院には行けない」「身近な医院で治療を済ませたい」とお考えの方は、難易度の高い抜歯にも対応可能な歯医者さんで相談すると、相談から抜歯まで一貫して対応してもらえます。

 

まとめ

親知らずが生えてくる年齢は、決まっていません。先天的に生えない人もいれば、10代後半に生える人、40代で生える人などもいます。また、親知らずは生えているものの、歯茎に埋まって目視できない状態の人も少なくありません。

ただし、親知らずが生える際に前兆を感じる人もいます。奥歯の違和感、奥歯の歯茎の痛みや腫れ、食べ物や歯ブラシなどが当たると痛むなど、奥歯の周辺が気になったら親知らずが原因かもしれません。

何か違和感を感じたら、トラブルを最小限で止めるためにも、早めに歯医者さんで相談しましょう。抜歯まで一貫して受けられる歯医者さんを受診したいと考えている方は、歯科口腔外科を標榜する医院を探してみてください。

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