口の中の上部分が痛いのはなぜ?理由と解決法について紹介!

ふとしたタイミングで口の中の上部分が痛いと感じたことはありませんか?思い当たる節がないのに、口の中の上部分が痛むのを不議に思っている方も少なくないでしょう。なぜ、口の中の上部分が痛んでしまうのでしょうか?

本記事では口の中の上部分が痛む理由について解説いたします。解決法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

1.口の中の上部分が痛む理由

まず口の中の上部分が痛むケースとして、短期間のみ痛む場合と長期的に痛みが続く場合があります。2週間程度で痛みが治るのであれば、基本的には問題ありません。気付かぬうちに火傷をしているような場合は、短期間だけ痛むことがあります。しかし、長期間痛みが続く場合は、大きな問題が隠れている可能性があるため注意しなくてはいけません。その理由としては、主に2つ考えられます。

①口腔カンジダ

口腔カンジとは、免疫力が低下することで起こる病気です。健康的な人には危害を及ぼさない「カンジダ・アルビカンス」という菌が原因で起こると考えられています。風邪や発熱などによって、体力が低下しているときに併発するケースが多いです。

口の中の菌が増えていることが発症してしまう原因であり、市販薬が存在していないのが口腔カンジダの特徴です。そのため、必ず病院で治療をしなくてはいけません。また、患部に触ると悪化してしまう可能性が高いので、痛みが気になったとしてもなるべく触らずにそっとしておきましょう。

②口腔がん

口腔がんによっても口の中の上部分が痛むことがあります。しかし、口腔がん自体の発症率は、飲酒や喫煙を常習的に行っている人であればそれほど低くはありませんが、口の中の上部分にできるケースは少ないです。そのため、口の中の上部分が痛んだとしても、口腔がんである可能性は非常に低いといえるでしょう。

口の中の上部分が痛いのには、これらの理由が考えられます。どちらも恐ろしい病気であるのは間違いないため、正しく症状を把握するためにも病院で治療を受けることは欠かせません。自分で勝手に判断をするのではなく、不安に感じたら専門医に相談をするようにしてください。

2.市販薬を使用してもいいケース

口腔カンジダや口腔がんは市販薬で治療することができません。そのため、必ず病院を利用する必要があります。しかし、火傷によって一時的に口の中の上部分に痛みが起こっている場合は、市販薬によって治療することが可能です。

オルテクサー口腔用軟膏や大正口内軟膏といった市販薬であれば、火傷による口の中の上部分の痛みに効果があります。明らかに熱いものを食べてから口の中の上部分が痛み始めたという場合は、やけどの可能性が高いのでこれらで治療することをおすすめします。

もちろん、これらを使用しなかったとしても自然に治ります。しかし、痛みに耐えるのが辛いというケースもあるので、早めに市販薬を使って治療を始めるのがおすすめです。

3.口の中の上部分の痛みを予防するためには

口の中の上部分の痛みが起こる原因である口腔カンジダや口腔がんを予防するためには、健康的な生活を送ることが欠かせません。具体的には過度な飲酒や喫煙は控えて、免疫力が下がらないように基本的な生活習慣を遵守するようにしましょう。また、口内を清潔に保つことも欠かせません。

私たちの口内にはたくさんの菌が生息しています。普段はそれらの菌が何かをすることはありません。しかし、免疫力が少なくなると、菌の力が大きくなってしまい、口腔カンジダに繋がります。

そのため、口腔内の菌を増やしすぎないようにしなくてはいけません。具体的には歯磨きによって適切に汚れを取り除くことが大切です。汚れがあると菌はそれを餌にしてどんどん増殖していきます。少し歯磨きをサボるだけで口腔カンジダになるリスクは上がっていきます。

それを避けるためには、毎日歯磨きをすることが欠かせません。もちろん、虫歯を予防するという意味でも歯磨きは大切です。歯の健康を保つための基本的なポイントではありますが、面倒になってさぼってしまう方も少なくありません。

歯に限らず健康に生活をするためには、生活習慣を意識することが大切です。生活習慣を健康的なものにしていれば、口腔カンジダも口腔がんも起こらないでしょう。口の中の上部分の痛みが不安という方は、ぜひ意識をしてみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?最後に口の中の上部分の痛みについて解説いたします。

  1. 口の中の上部分が痛む理由は、口腔カンジダと口腔がんが考えられる
  2. 口の中の上部分が火傷によって痛んでいる場合は、市販薬によって治療するのがおすすめ
  3. 口の中の上部分の痛みを予防するためには、健康的な生活習慣が欠かせない

口の中の上部分が痛むと生活する上でかなりのストレスになってしまいます。十分に注意をして生活するように心がけてください。

 

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