歯ぎしりの原因は何?対処法について解説!

寝ている間に歯ぎしりをしていると、歯に負担が生じる恐れがあるでしょう。そんな症状に悩まされている人は早急に対策を講じることが大切です。

歯ぎしりを放置すると、歯が欠けてしまうなど、口内トラブルに悩んでしまう恐れがあります。

今回は歯ぎしりがなぜ生じるのか、原因や対処法について詳しく紹介していくので参考にしてみてください。

歯ぎしりが生じる原因について

歯ぎしりが生じる原因は、正確にわかっている訳ではありません。しかし、いくつか原因と考えられるものがあります。

何が理由で歯ぎしりが生じるのか、詳しい内容について紹介していくので参考にしてみてください。

ストレスによるもの

歯ぎしりが生じる理由として、ストレスが関係していると言われています。歯に力を入れることで、ストレス解消を行っていると想定されており、改善するためにはストレスを根本的に失くす努力が必要です。

何か気持ちに負担がかかっているなら、早めに解消する手段を講じて歯ぎしりを治す必要があります。

噛み合わせによるもの

歯並びが悪い場合、歯ぎしりが生じる恐れがあるでしょう。歯並びが原因である場合は、歯を矯正すれば歯への負担が無くなるかもしれないので、早めに歯医者さんに相談してみてください。

また、歯の治療を行い、詰め物などがある場合にも歯ぎしりが生じることがあります。今まで歯ぎしりの経験がなかったのに、詰め物を入れてから生じた場合には原因である可能性が高いでしょう。

日頃のクセによるもの

普段から歯を食いしばるクセがあるなど、習慣的に歯に力を入れている場合は夜間に歯ぎしりが生じている恐れがあります。

クセはなかなか治るものではなく、習慣的に行っているものなら寝ている間に行動として出るかもしれません。

また、飲酒が原因で歯ぎしりが生じることがあります。気になる場合は飲酒をやめたり飲酒の量を控えたりすることが大切です。

歯ぎしりによる歯への影響

歯ぎしりを習慣的に行っていると、歯への影響が懸念されます。具体的に歯ぎしりを行うことで、歯に負担はかかるのか解説していくので参考にしてみてください。

歯が削れてしまう

寝ている時に歯がこすれ合うことで、歯の面が削れてしまい、歯が短くなる恐れがあります。表面のエナメル質が削れてしまうと、冷たい物を食べた時に歯がしみるようになることがあるので、早めの治療が肝心です。

歯が欠けてしまう

歯に強い力を継続的に加えていると、歯がかける恐れがあるでしょう。歯が欠けてしまうと、欠けた部分に歯垢が溜まって虫歯になるかもしれません。

最悪の場合は抜歯をしないといけなくなるので、歯ぎしりには十分注意が必要です。

噛んだ時に歯が痛くなる

日頃から歯に衝撃が加えられていると、歯が摩耗して痛みを感じることがあります。歯には歯根膜というものがあり、歯ぎしりによって負担がかかれば膜が摩耗して痛いと感じてしまうのです。

少しでも歯に違和感を覚える場合は、歯医者さんで診察してもらい、歯ぎしりが改善できないか相談してみましょう。

歯ぎしりを止めるための対処法

寝ている時の歯ぎしりを止めるためには、いくつか手段があります。具体的にどのような対処法が有効的なのか、紹介していくので参考にしてみてください。

ナイトガードを使う

寝ている時に歯に装着するマウスピースのことを指しており、歯と歯がぶつからないようにしてくれます。

歯が欠けたり削れてしまったりしない対策として利用できるので、歯の負担が気になる人におすすめです。

ナイトガードによっては、歯ぎしりの回数を減らせる可能性がある形状もあるので、一度試してみてください。

質の高い睡眠を心掛ける

睡眠をしっかり取ることでストレスがなくなれば、歯ぎしりが生じることは少なくなるかもしれません。夜の10時にはベッドに入るようにするなど、早めに睡眠を取る意識が大切です。

また、寝る時の姿勢としては寝返りが打ちやすい体勢にしておくのがポイントになります。

歯並びを矯正する

歯ぎしりの原因が歯並びにあるなら、矯正治療を受ける方法をおすすめします。噛み合わせが悪いのか、歯医者さんで検査してもらえば判断できるので、一度検査を受けてみてください。

矯正治療によって歯並びが改善されれば、歯と歯の隙間に食べかすなどが詰まりにくくなるので、毎日の口内ケアも楽になります。

虫歯や歯周病の予防にも繋がるので、歯並びが気になる人は矯正治療を検討してみてください。

歯ぎしりの原因を特定して治療を進めていこう

毎日歯ぎしりをしていると、歯に負担がかかってしまい、欠けたり削れたりする恐れがあります。虫歯を誘発させてしまう恐れがあるので、早めに改善させ歯への負担を解消させる必要があるでしょう。

歯医者さんに相談すれば、ナイトガードを使った治療や矯正治療が受けられるので、歯への負担が緩和されるかもしれません。

早めに治療を施すことが大切なので、気になる人は歯医者さんで診察してみてください。

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