若い人でも部分入れ歯になることがある?原因や部分入れ歯の種類まで解説

「若い人が部分入れ歯になる理由は?」「部分入れ歯の種類は?」と思っている方もいるのではないでしょうか。

若い人でも歯を失うと治療として部分入れ歯を選択することもあります。部分入れ歯にはいくつか種類もあり、メリットやデメリットも様々です。

当コラムでは、若い人が部分入れ歯になる原因、部分入れ歯を選択する理由や種類などについて解説します。

若い人が部分入れ歯にする原因は歯を失うこと

差し歯の写真

部分入れ歯と聞くと、高齢の方が使用するイメージを抱く方が多いと思います。しかし、年齢を問わず若い人でも部分入れ歯を使用することがあります。若い人が部分入れ歯を使用する1番の原因は歯を失うことです。

歯を失う原因はいくつかあり、若い人では歯周病や虫歯、事故のケースが多いと言われています。特に歯周病や虫歯は、歯磨きが正しく行えていないことや歯周病や虫歯の放置により、病状が進行し歯を失ってしまいます。

部分入れ歯を選択する理由は5つ

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歯を失った時に選択される治療は様々です。その中でも部分入れ歯が選択されるのには、以下の5つの理由があります。

①ブリッジ治療ができない

ブリッジ治療は、失った歯の両端にある健康な歯を支えにして義歯を被せます。入れ歯よりも安定感がありますが、支えになる歯が絶対に必要なため残っている歯の状態によっては選択できません。また、土台になる歯を削りたくない場合も部分入れ歯が選択肢となります。

②短い期間で治療をしたい

部分入れ歯は状況にもよりますが、最短だと1日で作成が可能です。何度も通院ができないといった理由やあまり手間をかけたくないという方だと、短い期間で治療が終えられる部分入れ歯を選択されることもあります。

③費用を安く済ませたい

部分入れ歯は保険適用になるタイプもあり、非常に安く済ませることも可能です。歯を失った時には人工歯根を埋め込む治療のインプラントを選択する方もいますが、費用が高いため部分入れ歯を選択するということもあります。

④インプラントが行えない

顎の骨に十分な厚みがないとインプラントが行えないことがあります。厚みを造る施術もありますが、さらに費用も高くなるためインプラントを断念し部分入れ歯を選択するという方も少なくありません。

⑤インプラント手術を行いたくない

インプラントは外科的な手術として行われます。そのため、手術によるリスクもあるため部分入れ歯を選択される方もいます。インプラントを行うとやり直しができないため、少しでも怖いや抵抗感のある方は部分入れ歯がおすすめです。

部分入れ歯には種類がある

部分入れ歯の写真

部分入れ歯というと金属のバネがついた物をイメージする方が多いと思います。しかし、金属のバネがついた物以外の部分入れ歯もあるのです。歯医者さんで対応していることの多い部分入れ歯は以下の3つです。

①金属バネの部分入れ歯

一般的な部分入れ歯は金属バネがついている入れ歯です。金属のバネと床、人工の歯から成り立っており、バネの部分を他の歯に掛けて装着します。健康保険が適用となるため、費用を安く済ませたいという方におすすめです。

また、取り外しもしやすく作成時にはバネを掛ける歯を少し削る程度のため、患者側の負担も少ないと言われています。しかし、バネを掛ける歯が虫歯になりやすいことや負担がかかるなどのデメリットも感じやすいです。

②ノンクラスプデンチャー

金属のバネを使用せず、バネの役割をする部分は床と一体になっており他の歯に掛けられるようになっています。取り外しがしやすく装着時も入れ歯が目立ちにくいといったメリットもあり、金属アレルギーのある方も選択が可能です。

しかし、保険適用外のため費用負担が大きくなることや柔らかい素材のため劣化しやすいなどがデメリットです。さらに保険適用の入れ歯と同様に、バネを掛ける歯への負担も大きくなります。

③マグネットデンチャー

残っている歯根に磁性金属を埋め、入れ歯側に磁石を埋め込み磁力でぴったりと付ける方法です。取り外しが簡単にでき、見た目も入れ歯とわかりにくいと言われています。また、保険適用になることもあるため、費用の負担も少なくすることが可能です。

しかし、定期的にメンテナンスが必要なことや歯根の状態によっては治療が行えないこともあります。また、ペースメーカー治療を行っている方や磁気や金属アレルギーのある方は避けた方がよいと言われています。

部分入れ歯も健康な歯を守る選択肢の1つ

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特に若い人が歯を失い入れ歯を選択する時に、総入れ歯にした方が楽と思われる方もいます。しかし、できる限り健康な歯は残しておくことがおすすめです。しっかりと噛んで食事をするためには、残っている歯が支えとなり重要になります。

また、入れ歯が恥ずかしいと思う方も少なくありません。入れ歯の必要性があるのに放置すると他の歯に悪影響を及ぼし、さらに悪化した状態になる可能性もあります。将来のことを見据えて必要であれば部分入れ歯や他の治療法を行うようにしましょう。

【まとめ】若い人でも必要であれば部分入れ歯を

当コラムでは、若い人が部分入れ歯になる原因、部分入れ歯を選択する理由や種類などについて解説しました。

若い人でも歯を失うと治療として部分入れ歯を選択しますが、恥ずかしいことではありません。残った健康な歯を守るためにも必要な治療です。部分入れ歯も含めそれ以外の治療法も検討したい場合は、まずは歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか。

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