虫歯の治療費が払えない場合の解決策は? 対処方法についても解説します!

「虫歯の治療費が払えないので困っている」「治療費に対して困らない制度はあるの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。

虫歯の治療は保険診療が可能であり、さらに治療費が払えない場合に利用できる国の制度もあるのです。

当コラムでは、虫歯の治療の種類、治療費が払えない時の対処方法について解説していきます。

虫歯の治療は保険診療と自由診療の2種類がある

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虫歯の治療には以下の2種類があります。

①保険診療

虫歯の治療は保険診療にて治療が可能です。治療費の支払いは自己負担額が1~3割となるため、保険診療内で治療を行う場合は高額は低くなります。

しかし、保険診療では治療に適応される素材や治療内容が細かく決められています。そのため、希望通りの治療が受けられない可能性もあります。保険診療内で定められていない治療を希望する場合は自由診療となるため、治療費に注意が必要です。

②自由診療

自由診療は治療に使用する素材や治療内容に制限がありません。そのためより審美性の高い治療や精度の高い治療を行うことができます。希望している治療を行うことも可能になるのが自由診療です。

しかし、自由診療の治療費の支払いは自己負担額が10割となっており、保険診療と比べると高額になります。また、使用する素材や治療内容が同じであっても歯医者さんによって治療費も異なることがあります。

虫歯の治療費が払えない時の4つの対処方法

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虫歯の治療費が払えない時の対処方法はこちらの4つです。

①歯医者さんに相談をする

まずは歯医者さんに支払いについて相談するのも1つの方法です。対応をしてくれるかは歯医者さん次第ではありますが、歯医者さんによっては治療方法の見直しを行ってくれます。

歯医者さんに相談する際は、必ず予約時や受付時といった診療前に相談するようにしましょう。手持ちがいくらあるのかや支払える金額に応じて治療内容を検討してくれる可能性もあります。

②クレジットカードで支払う

現金がなく治療費の支払いが難しい場合は、クレジットカードを利用する方法もあります。クレジットカードであれば支払いを先送りできたりカードによっては分割払いも可能です。

しかし、クレジットカードに対応している歯医者さんは限られているため、診療前に必ずクレジットカードが利用できるか確認をするようにしましょう。また、自由診療のみクレジットカードでの支払いが可能といった歯医者さんもあるため注意が必要です。

③国の制度を利用する

治療費の支払いが難しい程お金に困っている場合は、国の制度である「無料低額診療制度」を利用できる可能性があります。この制度を利用することで治療費の負担を軽減することが可能ですが、利用できる歯医者さんは限られているため注意が必要です。

もし制度を利用したい場合は、受付の窓口にて申し出をします。申請手続きや相談員との面談が必要となりますが、制度の適用可否に関わらず治療は開始できます。申請し認められれば、一時的に医療費が無料または低額で治療が可能です。

 

④ローンを利用する

カードローンやデンタルローンを利用するのも支払い方法としてあります。しかし、デンタルローンは利用に金額条件や治療条件が設けられていることもあるため、事前に融資条件の確認が必要です。

カードローンには、金融機関や信販会社などが提供している個人向けの借入専用サービスのため使用目的に制限はありません。返済方法の自由度も高いと言われますが、デンタルローンに比べ多くの金額は借りられない点がデメリットになることもあります。

どうしても治療費が払えない場合は一時的に痛みを抑える

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どうしても治療費が払えない場合は、一時的に痛みを抑える方法を行うとよいでしょう。歯の圧迫感については歯ブラシやデンタルフロスなどで食べカスや汚れを取るのがおすすめです。

痛みを伴う場合は、痛みを感じる部分に冷やしタオルなどを当て冷やすことで痛みの軽減にもつながります。歯磨きも丁寧に行い、口の中を清潔にすることも必要です。また、市販の痛み止めを使用するのも効果的でしょう。

しかし、これらは一時的に痛みを抑える方法です。痛みが治まったからといって歯医者さんに行かずに放置するのは、さらに虫歯が悪化する原因となります。治療費の支払いの目途が立ったら必ず歯医者さんに受診するようにしましょう。

【まとめ】虫歯の治療費が払えない時はまずは国の制度が利用できる歯医者さんに相談してみよう

当コラムでは、虫歯の治療の種類、治療費が払えない時の対処方法について解説しました。

虫歯の治療は保険診療が可能なため、高額な治療費になるケースは限られていると言われています。しかし、それでも治療費が払えない状況もあるかもしれません。国の制度を利用できる歯医者さんもあるため、まずは相談してみてはいかがでしょうか。

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