歯医者さんにいかない人の割合は?久しぶりに受診する際のポイントも解説

「しばらく歯医者さんにいっていないけれど、みんなはどうなんだろう?」 そんな不安を感じたことはありませんか。

実は、歯医者さんにいかない時期がある人は決して少なくありません。

今回は、歯医者さんにいかない人の割合、いかない理由、久しぶりに受診するときのポイントについて解説します。

歯医者さんにいかない人はどのくらい?受診率のリアルな数字

「1年以上、歯医者さんに行っていない」という方は意外と多く、日本ではおよそ3〜4割にのぼると言われています。

厚生労働省の調査では「過去1年の間に歯科検診を受けた」と答えた人が全体の約6割おり、男性よりも女性のほうが検診を受ける割合が高い傾向にあります。

子どもの頃は学校で定期的に歯科検診がありますが、大人になるとどうしても歯医者さんから足が遠のきがちですよね。

さらにライオンの調査によれば、15〜19歳の若い世代は歯科医院に対して比較的前向きな印象を持っており、「歯医者=痛い」というイメージも他の年代より低いことがわかっています。

なぜ歯医者にいかない人が多いの?割合の裏にある本音とは

歯医者にいかない理由を調べると、次のような傾向があります。

  • 忙しくていく時間がない
  • 痛みがないから必要性を感じない
  • 治療が怖い・苦手
  • 費用が気になる

確かに痛みがなければ生活に支障はありませんが、歯は痛みが出るまでに時間がかかることも多く、気づかないうちに症状が進むこともあります。

「長く受診していない不安」から解放されるためにも、自分のタイミングでぜひ受診を検討してみましょう。

久しぶりの歯医者さんでも大丈夫。いかない人でもいきやすくなる受診のコツを伝授

「何年もいっていないからいきづらい…」「放置していたことを叱られそう」 久しぶりだと、受診へのハードルが高くなります。

ここでは、久しぶりの受診で知っておくと安心なポイントをご紹介します。

最初は検査だけでもOK

初診でいきなり大掛かりな治療が始まることはほとんどありません。レントゲン撮影や歯周病のチェック、汚れのチェックなどから始まり、治療の必要度や通院ペースを相談できます。

定期健診=年に1〜2回の軽いチェック

「3か月ごとになんて通えない…」という心配もいりません。一般的には 半年〜1年に1回定期健診を受けている人が多く、回数よりも続けることが大切です。

まとめ

歯医者さんにいけていない期間がどれだけ長くても、恥ずかしく思う必要はありません。

あなたと同じように、いけない時期を経験している人はたくさんいます。

いきやすいタイミングで、まずは軽いチェックから。それだけで、これからの歯の健康は大きく変わっていきます。

これを機会に、ぜひ一歩踏み出してみましょう。

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