歯医者さんでの痛みの耐え方!不安の軽減方法についてもわかりやすく解説

麻酔が効かなかったらどうしよう、削る音が苦手、治療中に痛くても言いにくい…。
歯医者さんでのこうした不安は決して珍しくありません。

そこで、事前に痛みの耐え方や対策を知っておくことで、治療に前向きになれるかもしれません。

今回は、治療中の痛みの耐え方、治療前にできる準備、治療後の痛み対策についてもわかりやすく解説します。

治療中の痛みはこうやって減らせる!麻酔と声かけのポイント

歯科治療のほとんどは、麻酔をしっかり効かせることで痛みを感じずに受けられます。

また、「麻酔が苦手」「過去に麻酔が効きにくかった」「不安や緊張が強い」といった情報を事前に伝えておくことで、表面麻酔を使ったり、時間をかけて麻酔を効かせたりと痛みにより配慮した治療が受けられます。

それでも治療中の痛みが不安なときは、手を上げれば治療を一旦止めてもらえる場合が大半です。

「痛いのが苦手なので手を上げてしまうかもしれません」と、お伝えしておくとより安心できますね。

歯医者さんの音や雰囲気が苦手…そんな方が治療前にできる心の準備

痛みそのものよりも、 「キーンという音が苦手」「緊張で体に力が入ってしまう」 という理由で不安になる方も多くいます。

ここでは、おすすめの対策をいくつか紹介します。

● 深呼吸を意識する

治療中は、息を止めてしまうくらい緊張している方もいます。 息を長くゆっくり吐くだけでも体の力が抜けて、痛みを感じにくくなります。

● 目を閉じて治療音を意識しない

音がこわい方は、目を閉じたほうが余計な情報を遮断できます。BGMを流している歯医者さんなら、そちらに意識を向けると気が紛れます。

● 痛みに弱いと正直に伝える

「痛みに弱いです」と伝えるだけで、歯医者さんは痛みへの配慮をより慎重に行ってくれます。これは恥ずかしいことではなく、むしろ伝えた方が治療がスムーズです。

治療後の痛みの耐え方!家でできるケアと判断のポイント

治療後、麻酔が切れるとしばらく痛みが出ることもよくあるケースです。帰宅後、自分でできる対策を紹介します。

● 市販の痛み止めを正しく使う

ロキソニンなどの痛み止めは、炎症を抑えるために有効です。痛みが強い時は我慢せず、用法や容量を守って使用しましょう。

● 患部を刺激しない

治療した側で食べ物を噛まない、強いうがいを控えると治りが早くなります。

● 長く続く痛みは早めに相談

通常の痛みは数日〜1週間で落ち着きますが、それ以上続く場合や、ズキズキと強まる場合は早めに歯医者さんへ連絡してください。悪化を防ぐためにも、遠慮しないことが大切です。

まとめ

痛みが心配で歯医者さんから足が遠のいてしまう方も少なくありません。だからといって放置すると、将来大きな治療が必要になることも。

きちんと不安を伝えることで、あなたに合った治療方法を工夫してくれる歯医者さんはたくさんあります。

まずは相談することから始めてみてくださいね。

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