ブリッジとインプラント、どっちが自分に向いてる?歯を守るために知っておきたい選び方ガイド

「費用の安さでブリッジにしたけれど、数年後にまた治療が必要になった…」
「インプラントを入れたら、想像以上に期間や費用がかかった…」

歯を失ったときの治療選びは、見た目や費用だけで決めると、こんな後悔に陥ってしまうことがあります。

そこで今回は、ブリッジとインプラントの違いと、自分に合った選び方のポイントをわかりやすくまとめました。

1. ブリッジとインプラントの注意点3つ

ブリッジ

  • 土台として両隣の歯を削る必要がある(健康な歯への負担)
  • 土台の歯に負担がかかり、将来その歯まで失う可能性がある(歯の寿命が短くなるリスク)
  • ブリッジ部分の清掃がしにくく、虫歯や歯周病のリスクが高まる(日常のケアのしづらさ)

インプラント

  • 初期費用が高く、1本あたり30万円前後かかることが多い(費用面の負担)
  • 外科手術が必要で、治療期間が数ヶ月〜半年以上かかる場合もある(身体的・時間的な負担)
  • 骨や全身の健康状態によっては適応できない場合がある(健康状態による制限)

2. 歯を守るために知っておきたい、ブリッジとインプラントの選び方の基準

ブリッジとインプラントで悩んだときは、次の4つのポイントで比較すると失敗を防ぎやすくなります。

  1. 費用の総額
    初期費用だけでなく、再治療やメンテナンスにかかる費用も含めて考える
  2. 治療期間と通院回数
    できるだけ早く終わらせたいのか、治療期間がかかっても長くもたせたいのかを決める
  3. 体への負担
    手術の有無やほかの健康な歯を削ることへの抵抗感を考慮する
  4. 将来の口の健康
    5年後、10年後の歯や骨の状態を見据えて、長期的に安定しやすい方法を選ぶ

3. あなたの歯に合うのはどっち?簡単セルフチェック

以下の項目で当てはまる数が多いほうが、あなたに合った治療法の目安です。ぜひ参考にしてみてください。

ブリッジ向き

  • 費用はできるだけ抑えたい
  • 手術は避けたい
  • すぐに治療を終えたい
  • 支えとなる両隣の歯が健康でしっかりしている

インプラント向き

  • ほかの歯を削らずに残したい
  • 自分の歯に近い噛み心地がほしい
  • 長く使える方法を選びたい
  • 手術や治療期間の長さは許容できる

まとめ

ブリッジとインプラントは、それぞれにメリットとデメリットがあります。

大切なのは、今の希望と将来の健康状態の両方を考えて選ぶことです。疑問や不安があれば、そのままにせず歯科医師に相談してみてくださいね。

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