歯からのSOSを見逃さない!急な噛み合わせの違和感、症状と対処法まとめ

痛みはないけれど、食べづらい・歯が浮くような変な感じ…。そんな“モヤモヤする違和感”、つい放置していませんか?
もしかしたら、それは「噛み合わせのズレ」が原因かもしれません。気づかないうちに体調にまで影響することもあるため、注意が必要です。

今回は、急に起こる噛み合わせの不調とそのサイン、対処法までわかりやすくまとめました。

こんな違和感には要注意!

突然感じる違和感には、いろいろなパターンがあります。思い当たる症状がないか、チェックしてみましょう。

「前より歯の当たる場所がずれている気がする」

「歯が浮いたようなムズムズする感じがする」

「ごはんを噛んでると一部分だけ強く当たって痛い」

「口を開けにくい」

「カクカク音がする」

「あごがだるい」

このような症状がある場合、歯ぎしりや食いしばりが原因で知らないうちに歯がすり減っていたり、詰め物や被せ物が少しずれたりしている可能性も考えられます。

歯のズレが体全体に影響する!?ちょっとコワい話

「ちょっと噛みにくいだけでしょ?」と思いがちですが、実は噛み合わせは全身のバランスに関係しています。

  • 頭が重い、ずっとだるい
  • 首や肩がガチガチにこる
  • あごが疲れる、耳の近くが痛い
  • 眠りが浅くなる
  • イライラしやすくなる

これらは、噛む力が正しくないせいで筋肉や神経に余計な負担がかかって引き起こされているケースも。ちょっとした歯のズレが、意外と大きな問題につながる可能性もあるのです。

違和感に気づいたらどうすればいいの?

「なんかおかしいな」と感じたら、なるべく早めに歯医者さんに行くことが大切です。

歯医者さんではまず、どこにズレがあるのか丁寧にチェックしたうえで、歯をわずかに削って高さを調整したり、被せ物を作り直したりと、あなたに合った治療を提案してくれます。
また、睡眠時に歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は、「マウスピース」と呼ばれる透明なガードをつけて寝るだけでも改善が期待できるケースがあります。

本格的に痛みが出る前にチェックしてもらえば、簡単な処置で済むことも多く、時間的にも経済的にも負担が少なくてすみますよ。

まとめ:その違和感が大事なサイン!

急に感じる違和感、それは歯からの大切なSOSかもしれません。
「なんだかいつもと違うかも」と感じたら、その小さな変化を見逃さず、ぜひ早めに歯科を受診してみてください。

早期に気づくことで、痛みや大がかりな治療を避けられることもありますよ。

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