歯医者の治療費はクレジットカードで払える?使える歯医者の見分け方と注意点

歯科医院をはじめ、その日の治療費は受診後のお会計時にならないとわからないことがほとんどです。

お財布が心許ないとき、支払いをクレジットカードで済ませられたらと思ったことはありませんか?

そこで今回は、歯科医院でクレジットカードを利用できるのかどうか、クレジットカードが使える歯科医院の見分け方や注意点などを解説します。

歯科医院でクレジットカードは使える?

歯科医院でクレジットカードが使えるかどうかは、歯科医院によって異なります。なぜなら、カード決済を可能にするには専用のシステムを導入し、手数料を支払わなければならないからです。

近年ではキャッシュレス化が進んだことにより、決済システムを積極的に導入している歯科医院も増えてきましたが、保険診療のカード払いは不可としているところも珍しくはありません。

なかには、全ての診療費用で利用可能としているところもありますが、数が多いわけではありませんので、事前に確認しておくことをおすすめします。

クレジットカードが使える歯科医院の見分け方

クレジットカード払いに対応している歯科医院かどうかは、以下の3つの方法で見分けがつきます。

  • 国際ブランドのロゴが提示されている
  • 事前に電話やネットで確認する
  • 規模の大きな病院は使えることが多い

国際ブランドのロゴが提示されている

クレジットカードが使える歯科医院には、入口や受付付近に使用可能な国際ブランドのロゴが提示されています。受診を考えている歯科医院が近くの場合は、通りがかった際にチェックしてみるとよいでしょう。

事前に電話やホームページで確認する

正確な情報を得たい場合は、直接、電話してみることをおすすめします。歯科医院によっては、クレジットカードの利用が可能でも、一部の国際ブランドにしか対応していないケースもあります。

また、電話のほかにホームページに支払い方法の案内が掲載されていることもありますので、確認してみましょう。

規模の大きな病院は使えることが多い

大学病院や自由診療の取り扱いメニューが多い歯科医院では、クレジットカードによる支払いが可能なことが多い傾向にあります。

理由としては、自由診療は保険診療に比べ治療費が高額なため、取り扱いが多い歯科医院ではクレジットカードを利用できるようになっていますが、すべてではありませんので注意が必要です。

歯科医院の治療費をカード払いするときの注意点

歯科医院の治療費をカードで支払う際は以下の点に注意しましょう。

  • 手数料がかかる場合がある
  • 領収書として利用する場合は利息に注意
  • 歯科医院によって利用条件が異なる

領収書として利用する場合は利息と手数料に注意

歯科医院でカード決済を利用する場合、支払い方法や使用するカード会社によっては利息と手数料がかかることがあります。医療費控除を受ける際は、利息や手数料は医療費控除の対象外です。

申請の際は正確な金額がわかるよう、歯科医院の領収書とカード会社の明細・領収書は必ず保管しておくようにしましょう。

歯科医院によって利用条件が異なる

クレジットカードでの支払いが可能でも、歯科医院によっては以下のような利用条件を定めていることがあります。

  • 全ての治療費でカード払い利用可能
  • 〇〇円以上で利用可能
  • 自由診療のみ支払い可能

支払いのタイミングで慌てないために、こちらについても事前の確認は欠かせません。

歯科医院の支払い方法は事前に確認しましょう

キャッシュレス化が進んだことにより、クレジットカード決済に対応している歯科医院が増えてきました。しかし、歯科医院によってはカードの利用条件が異なるため、受診前にチェックすることをおすすめします。

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