夜中に急に歯が痛んだという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか？歯医者さんは夜間に営業を行っていないので、利用することはできません。激しい痛みに襲われてどうすればいいかわからなくなっている方もいるでしょう。

歯が痛いにも関わらず、すぐに歯医者さんにいけないという場合は正しい対処をすることが大切です。まずは痛みを抑えるために行動を行い、歯医者さんが利用できるタイミングまで安静にして待つようにしましょう。

本記事では歯が痛いのにすぐに歯医者さんにいけない場合の対処法について解説いたします。

1.すぐに歯医者さんにいけない時の対処法

歯の痛みは突然現れることがあります。しかし、すぐに歯医者さんに行くことができない場合も少なくありません。その際には、適切な対処法を知っておくことが重要となります。以下に、急な歯痛に対処するための有効な方法について紹介します。

①歯磨き・うがい

歯磨きは歯の健康維持に欠かせないケア方法です。歯痛が起きた場合、まずは歯垢や食べ物のかけらを取り除くために歯磨きを行いましょう。柔らかめの歯ブラシを選び、歯と歯茎の間や奥歯の歯面も丁寧に磨くことが重要です。

歯磨き粉には痛みを和らげる成分が含まれたものを選ぶと効果的です。また、歯磨き後にはうがいをすることで、口の中の汚れや細菌を洗い流し、痛みを軽減することができます。

②患部の冷却

歯痛がある場合、痛みを和らげるために患部に冷却効果のあるアイスパックや氷を当てることが有効です。冷たいものは血管を収縮させ、痛みや腫れを軽減する働きがあります。ただし、氷などを直接肌に当てる場合は、保護のためにタオルや布で包んで使用しましょう。冷却は数分間行い、痛みが軽減するかどうかを確認しましょう。

③痛み止め薬の使用

市販の鎮痛剤は一時的に歯痛を和らげる効果があります。痛みが強い場合や緊急を要する場合に有効な選択肢ですが、指示通りの用量と使用頻度に注意する必要があります。

一般的な鎮痛剤には痛みと炎症を抑える効果があります。ただし、他の薬との併用や持病がある場合は、医師や薬剤師に相談して適切な薬を選ぶことが重要です。過剰摂取には注意し、指定された用量を守って使用しましょう。

これはあくまでも一時的な対処法に過ぎません。すぐに歯医者さんにいけない場合はやむを得ずこのような対応が必要な場合もあります。しかし、基本的には歯医者さんを利用するべきと考えてください。

仮にこれらの方法で痛みが落ち着いたとしても、根本的な痛みの原因については解消できていない可能性があります。そのため、歯医者さんが利用できるようになったタイミングですぐに利用するように心がけましょう。

2.夜間病院はそれほど効果がない

体調が急に悪くなった際に夜間病院を使用したことのある方は多いでしょう。歯の痛みに対しても夜間病院の利用を検討している方がいるかもしれません。もちろん、歯の痛みには様々な要因があるため、一概に効果がないとはいえませんが一般的には歯の痛みで夜間病院を使用したり、救急車を呼んだりしても解決しないことが多いです。

なぜなら、なぜ歯の痛みが起こっているかをその場では特定することが難しいからです。さらに虫歯の治療に関しては順序立てて進めていかなくてはいけません。夜間病院を利用し、痛みの原因が仮に特定できたとしても神経を取り除いたり、歯を抜いたりしなければすぐに痛みを解決することには繋がらないのです。

夜間病院の利用にかかる治療費は高額です。もちろん、利用することが悪いというわけではありませんが、高額な治療費を支払った上で問題が解決しない可能性がある点については理解しておきましょう。

3.日頃から歯医者さんを利用しておくのがおすすめ

歯医者さんは日頃から定期的に利用しておくようにしましょう。定期的に利用しておくことで、痛みの原因を事前に防ぐことができます。突如痛みが起こることはありますが、急に問題が起こったわけではなく、口内では徐々に症状が悪化しています。

痛みという形で現れるのが突然というだけで、急に虫歯になったり、腫れたりするわけではありません。そのため、定期的に歯医者さんを利用して問題が起こっていないか確認することは非常に重要です。

歯の痛みはいつ起こるかわかりません。歯の健康を保ち、万が一のことが起こらないようにするためにも、歯医者さんには定期的に通うようにしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか？最後に歯が痛いけれどすぐに歯医者さんにいけない場合についてまとめます。

1. 歯の痛みが急に現れた場合は歯磨きやうがい、鎮痛剤を服用するなどの方法で対処するのがおすすめ
2. 夜間病院は歯の痛みに対してそれほど効果がないので、利用する際は慎重になるべき
3. 日頃から歯医者さんを利用しておき、問題が起こらないようにすることが大切

歯が痛いのにすぐに歯医者さんにいけない場合は、本記事を参考にしてみてください。