口の中の血豆は白血病の証拠?できる原因について徹底解説!

口の中に血豆ができてしまう場合があります。血豆ができるのにはいろんな原因があるのですが、その中の1つに白血病があります。ただの血豆が白血病かもしれないというのはとても恐ろしいでしょう。知らなかった方も多いのではないでしょうか?

本記事では口の中の血豆と白血病について解説いたします。なぜ、血豆ができるのかについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

1.口の中に血豆ができる理由

歯を抑える女性の写真

口の中に血豆ができる理由に白血病がありますが、必ずしもそうとは限りません。むしろ、ほとんどの場合は白血病ではないと考えて問題ないでしょう。あくまでも白血病の可能性があるという程度で、口の中の血豆が白血病の根拠になることはありません。

白血病でないのなら、なぜ口の中に血豆ができてしまうのでしょうか?その理由は主に3つあります。

①口の中の傷

口の中が傷つくと、それによって血豆が生じる場合があります。誤って口の中の粘膜を噛んでしまったり、矯正器具が接触して傷ついてしまったり、硬い食品を食べて傷ついてしまったりなどが原因として考えられます。

また、歯の詰め物や被せ物が合っていない場合も、口の中の粘膜が傷つく要因となってしまうので注意しなければいけません。傷がついたとしても必ず痛みが起こるとは限らないので、気づかずに血豆だけができている場合もあります。

②ストレス

ストレスが原因で血豆ができる場合もあります。ストレスと血豆にどういった関係があるのか疑問に思う方もいるかもしれません。ストレスが直接血豆を産んでいるわけではなく、ストレスによって頬の内側の粘膜を噛んだり、傷つけたりすることで血豆ができてしまうのです。

そのため、寝ている間の歯ぎしりを指摘されたことがあるという方や、普段から食いしばりの癖があるという方はより注意をしなければいけません。ストレスが溜まっているかどうかも自覚がないケースがあるので、よく自分のことを理解するのが大切です。

③アレルギー反応

口の粘膜はアレルギー反応を示す場合があります。アレルギーとなる食品を摂取すると、粘膜に血豆のような症状が現れる場合があります。食べ物だけではなく、ゴム手袋の装着のように粘膜に直接関係しないラテックスアレルギーでも口内に影響が現れる場合があるので注意しましょう。

2.口の中の血豆の対処法

口の中の血豆を対処するためには、根本的な原因を解決しなくてはいけません。そのためには、なぜ血豆ができたかを分析することが大切です。自分では血豆ができた理由がはっきりわからないかもしれないので、歯医者さんに相談をしてください。

口内の傷によって血豆ができている場合は、歯医者さんに診察をしてもらえばすぐにわかります。何が原因で傷がついているのかも調べてくれるので、噛み合わせの調整や詰め物の調整なども行ってくれるでしょう。

逆にストレスやアレルギーなどが原因の場合は、歯医者さんで特定するのが難しいかもしれません。しかし、日常生活を振り返ることで血豆の原因がわかるかもしれないので、思い当たる節がないか確認してみましょう。

血豆はできたものを対処するのではなく、原因を特定してそれに対して効果的なアプローチを行うことが重要です。

3.血豆が治るまでの期間

血豆は1週間もすれば治ることがほとんどです。最近感染を起こして重症化しているような場合であれば、もっと長引くかもしれません。しかし、自分で血豆を潰したり薬を服用したりしなくても治ることがほとんどなので安心してください。むしろ、刺激を与えると悪化する可能性もあるのでできれば避けましょう。

しかし、白血病のように大きな病気によって血豆ができている場合は、その病気が治らない限り治らない可能性があります。ちなみに白血病の場合にできる口内の血豆は、厳密には血豆ではない別のできものです。そのため、歯医者さんに診察をしてもらえば、血豆でないことがすぐに特定可能です。

血豆がどうしても気になるという方や違和感が長く続いているという方は、早めに病院に相談をしてください。血豆ができたからといってすぐに病院を利用する必要はありません。しかし、1週間程度で治るはずの血豆が長引くというのは、何かしらの問題を抱えている可能性があります。それを特定しなければいけないので、病院に相談するのが最も効果的な方法でしょう。

まとめ

いかがでしょうか?最後に口の中の血豆と白血病についてまとめます。

  1. 口の中の血豆は、口の中が傷ついたりストレスがあったり、アレルギー反応を起こしたりすることでできてしまう
  2. 口の中の血豆に対処するためには、根本的な原因を特定して取り除くことが大切
  3. 血豆が治るまでの期間は1週間程度で、それ以上かかると大きな病気が隠れている可能性もあるので注意が必要

口の中の血豆は基本的にはすぐに治ります。しかし、治らない場合もあるので注意をしなければいけません。

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