すきっ歯は治療した方がいい?治療方法について徹底解説!

すきっ歯を治療したいと思っている方は多いのではないでしょうか?また、すきっ歯だけど治療した方がいいか悩んでいるという方もいるかもしれません。すきっ歯は治療を行うべきなのでしょうか?また、どのような治療法があるのでしょうか?

本記事ではすきっ歯の治療法や治療したほうがいいのかについて解説いたします。すきっ歯に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.すきっ歯を治療するべき理由

すきっ歯を治療するべき理由は主に2種類あります。1つは審美面の問題でもう1つは健康面の問題です。

すきっ歯は人によって状態がことなります。明確に健康上の問題がある場合もあれば、大きな問題はない場合もあります。治療が必要かどうかはどのようなすきっ歯かによって異なるのです。そしてすきっ歯によって何か問題が起こっているかは自分で判断できない場合があります。そのため、すきっ歯の方は一度歯医者さんに治療するべきかどうか相談してみることをおすすめします。

審美面についてですが、見える部分の歯がすきっ歯だと見た目があまりよくありません。これについてもどこまでのレベルであれば気になるかは人によって異なります。少し隙間が空いているだけでも気になるという方もいますし、逆に全く気にならないという方もいます。審美面については個人の感情によるところが大きいので、自分が気になるのであれば治療を行うようにしてください。逆に健康上の問題がなく、審美面も気にならないというのであれば無理に治療を行う必要はありません。

実際にすきっ歯であっても治療を行っていないという方はいます。治療の必要があるかどうかは歯の状態によって異なると考えておいてください。

2.すきっ歯による問題

健康上の問題があるのであれば、すきっ歯を治療した方がいいと説明しました。具体的にどのような問題が起こる可能性があるのでしょうか?

そもそもすきっ歯とは歯と歯の間の隙間が空いている状態です。なぜ、歯と歯の間に隙間が空いてしまうのかというと、通常よりも歯が小さかったり真っ直ぐ生えていなかったりするからです。これによってすきっ歯は起こります。

例えば、下の前歯がすきっ歯だとしましょう。上の前歯は真っ直ぐ生えているとします。そうなると当然ですが、噛み合わせがずれてしまいます。噛み合わせがずれると、食べ物がうまく噛めなくなるので、他の歯に負担がかかってしまうのです。結果として、歯に均等に力がかからなくなるので顎関節症などの問題につながる可能性があります。

また、前歯のすきっ歯は食べ物が溢れる要因にもなります。咀嚼をしている最中に口から物が溢れるようになると、非常にストレスですし相手に不快感を与えることにもなりかねません。もちろん、衛生面でも問題があります。

このようにすきっ歯によっていろんな問題が起こる可能性があります。これらの問題が起こるリスクが高いのであれば、すきっ歯の治療は行う必要性が高いといえるでしょう。

3.すきっ歯の治療方法

すきっ歯の治療方法にはいくつかの種類があります。その中でも代表的なものについてここでは紹介いたします。

①ダイレクトボンディング

コンポジットレジンを直接盛り付けて、歯を削らずにすきっ歯を治すという方法です。治療法の中では比較的安価であり、患者への負担も少ないのが特徴です。しかし、着色や変色が起こる可能性があるので、定期的に再研磨を行わなくてはいけないというデメリットがあります。

②ラミネートベニア

最も推奨されている治療方法となっているのがラミネートベニアです。歯の表面を数ミリ削って、そこに薄いセラミックを貼り付けて治療をする方法です。コンポジットレジンと比べると治療後の着色や変色が少ないので、メンテナンスの手間がかからないという点がメリットです。

しかし、天然の歯を削らなくてはいけないというデメリットもあります。どちらの治療方法を選択するかは選ぶことができますが、歯の状態によっては特定の方法でしか治療ができない可能性もあるので注意してください。

③ワイヤー矯正

天然の歯の形を活かして治療が可能なのがワイヤー矯正です。歯を動かさずに隙間を埋めることができるのがメリットですが、手入れの手間がかかります。

まとめ

いかがだったでしょうか?最後にすきっ歯の治療についてまとめます。

  1. すきっ歯は審美面と健康面の2つの観点から治療するべきかどうかが決まる。審美面は個人の判断によるところが大きいので、自分で治療するかどうかを決めて問題ない
  2. すきっ歯によって噛み合わせに不具合がでたり、口から物がこぼれたりするようであれば治療の必要性は高い
  3. すきっ歯の治療として一般的なのはラミネートベニア

すきっ歯の治療をするべきか悩んでいる方は多いでしょう。自分で判断ができないという場合は、歯医者さんに相談をしてみてください。

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