つらい口内炎の痛み。いち早く治す方法3選をご紹介!

口内炎があるだけで一日がブルーになってしまう。そのようなことはありませんか?早く治して美味しいものをいっぱい食べて笑顔に戻りたい!今回は口内炎をいち早く治す方法をお調べしました。

そもそも「口内炎」って何?

口内炎とは、頬の内側や歯茎(歯ぐき)など、口内やその周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。強い痛みで食事もままならないという経験は誰しも経験していることではないでしょうか?痛みは大変つらいですが、口内炎のほとんどが数日のうちに自然に治ると言われています。しかし、別の病気が関係している場合は、なかなか治らないこともあるようです。口内炎以外にも症状がある場合や2週間以上治らない場合は、他の病気の可能性があるので、医療機関で相談することをおすすめします。

一般的な口内炎の種類は以下になります。

白くて丸い「アフタ性口内炎」

「口内炎」と聞いてほとんどの人が思い浮かべるものが「アフタ性口内炎」。通常は数日~14日程度で自然に治ります。症状は、唇の裏や歯茎、舌、頬の内側に白くて丸い境界がはっきりした出来物ができます。痛みがとても強いのが特徴的で、大きさは5mm以下くらいですが、大きくなることもあります。表面がただれる「びらん」、えぐれてへこむ「潰瘍(かいよう)」という状態になることがあります。アフタ性口内炎ができる直接の原因は、自分で頬の内側を噛むなどの外傷や異物(歯の詰め物や装具)が考えられ、またホルモンのバランスが乱れているときやストレスや栄養不足(ビタミン不足)で体調が悪化した時にできやすいとも言われます。

赤く腫れる「カタル性口内炎」

カタル性口内炎もよくできるタイプの口内炎で、1週間程度で治ることが多いと言われています。症状は、上あごの部分の口蓋(こうがい)や頬の内側、唇の裏や舌に赤い斑点ができたり、白くただれたりするものです。原因は主に物理的刺激で、矯正器具や虫歯のかぶせ物、熱いものを食べたことによる火傷、歯周病など、口の中の衛生環境などがあげられます。

ヘルペス性口内炎(口唇ヘルペス)

ヘルペス性口内炎の原因は「単純ヘルペスウイルス1型」による感染です。このウイルスは珍しいものというわけではなく、日本人の半数以上が感染していると考えられます。多くの人は子どものときに初めて感染し、初めての感染のときに「ヘルペス性口内炎(ヘルペス性歯肉口内炎)」を起こしているようです。症状は、粘膜ではなく、唇やその周辺の皮膚に数mm程度の赤い水ぶくれができます。水ぶくれはいくつか同じ場所にでき、強い痛みがあります。通常であれば1週間~2週間ほどで自然に治りますが高い熱が出る場合もあるようです。原因は、単純ヘルペスウイルス1型は、1回感染すると、近くの神経に一生潜み続ける(潜伏感染)もので、ストレスや体調の悪化により免疫機能が弱まった時にウイルスが再び活動をはじめ、「口唇ヘルペス」を起こすようです。

口内炎の治療法を3つご紹介

 

①食事療法

治療法として食事に気を使って治すという方法があります。粘膜の新陳代謝を助け、正常な状態を保つ作用のあるビタミンB2やビタミンB6などが口内炎の治りを早くすると言われています。ビタミンB群を多く含む食べ物を積極的に食べるようにすることが効果的なようです。

ビタミンB2を多く含む食べ物

牛・豚・鶏のレバー、うなぎ、いわし、さば、イクラ、納豆、まいたけ、干ししいたけ、パルメザンチーズ、カマンベールチーズなど

ビタミンB6を多く含む食べ物

マグロ、カツオ、サケ、サンマ、サバ、ニンニク、鶏肉、ピスタチオ、抹茶、ゴマなど

②歯科医院・口腔外科・耳鼻いんこう科・皮膚科・内科などの病院に行く

あまりにも痛みがひどく日常生活に支障をきたす場合は歯科医院・口腔外科・耳鼻科・皮膚科・内科など病院で治療を受けるのが良いでしょう。医療の進歩により、中には早期治療が期待できる治療法も存在します。

レーザー治療

歯科医院によっては、レーザー治療を行うところもあります。麻酔も使わず1回でほぼ痛みが消えると言われているので、症状がひどい場合には相談してみましょう。レーザー治療設備があるかどうか、歯科医院に行く前に、確認することをおすすめします。

薬剤塗布

歯科医院によっては、お薬を塗布するところもあります。本来虫歯の進行抑制のために使われるお薬を患部にぬり、痛みを和らげる治療があるようです。

漢方薬を処方してもらう

血液を循環させるための代謝が低下することで口内炎を引き起こす場合があるので、血流を良くする漢方薬を取り入れるのも一つの方法のようです。

 ③民間療法

口内炎の治療法としては昔から民間療法が数多く存在しています。医師が明確に推奨しているものではないですが、殺菌効果を期待することとして、一定の効果をもたらすものが多いようです。一般的な民間療法は以下になります。

梅干しの果肉を貼る

梅干は塩分が高いため殺菌作用がありますので一定の効果が見込めるようです。

塩水でうがいをする・塩を塗る

傷口に塩が直接触れるので、大変痛みが強く出るようですが、抗菌作用はあるようです。

酢でうがいをする・酢の物を食べる

酢には殺菌作用があるので、うがいや酢の物を食べることは一定の効果は見込めそうです。

はちみつを塗る

はちみつには殺菌効果があること、その粘性が口内炎をガードしてくれるので、一定の効果があると言われています。特にマヌカハニーは、殺菌作用が強く、効果が期待できるようです。

緑茶でうがいをする

緑茶にはカテキンという成分が含まれています。カテキンには強い抗酸化作用や殺菌作用があり、お茶でうがいをしたり飲んだりすることは一定の効果が期待できそうです。

大根おろしを食べる

大根はビタミンCを多く含む食品です。また辛味の成分に、菌作用があるので、一定の効果があるようです。

ニンニクを塗る

ニンニクには強い殺菌効果と抗酸化作用があるので、一定の効果があるでしょう。

ナスのヘタや皮の黒焼きを食べる

ナスのヘタや皮の黒焼きは古くから口内炎に効果があると言い伝えられています。ナスの皮には、アントシアニンという成分が含まれており、高い抗酸化作用があると言われています。

【まとめ】

口内炎には、普段から休息と栄養のある食事をしっかりとり、規則正しい生活を心掛けることが予防につながるようです。民間療法が多く、いざというときは試してみることも良いと思いますが、症状によっては病院に行くことが一番の治療法かもしれません。今現在口内炎でお悩みの方に最適な口内炎の治療法が見つかることを願っております。

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