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医療法人社団PDS アップル小児矯正歯科 苫小牧市

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2026/06/26

7歳女の子 マウスピース型矯正装置「プレオルソ」と口腔機能トレーニングで歯並びを改善した症例

ご相談内容

「永久歯が生えるスペースが足りないように見えるので、歯並びが悪くならないか心配。また、サ行の発音が“シャ”のように聞こえることや食事中にクチャクチャと音がするのも気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯は歯が重なり合って生えている叢生(そうせい)が見られました。
また、上あごは永久歯が正しく並ぶためのスペースが不足しています。

さらに口腔内の機能を確認したところ、お口を開けっぱなしにする習慣や飲み込む際に舌を前方へ押し出す「舌突出癖」がありました。
こうした癖は、歯並びや噛み合わせだけでなく、発音や食べ方、飲み込み方などお口の機能に影響を与えることがあります。

このまま経過観察した場合、今後さらに歯並びの乱れが進行する可能性が考えられました。
そのため、永久歯が生えそろう前の段階から早めに対応することが大切です。

骨格的な噛み合わせについても詳しく検査を行いましたが、上下のあごの位置関係に大きなずれは認められませんでした。
以上のことから、骨格の問題を改善する治療ではなく、永久歯が並ぶためのスペースを確保しながら歯並びを整える方法が適していると診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様の年齢やお口の状態を踏まえ、以下2つの治療方法を提案しました。

①上あごを広げる固定式の矯正装置(Hyrax)とワイヤー矯正装置(マルチブラケット装置)を用いた治療
Hyraxは上あごの幅を広げて永久歯が並ぶスペースを確保し、成長期のお子様に用いられることが多い矯正装置です。
マルチブラケット装置は歯の表面に部品を装着してワイヤーを通し、歯を一本一本細かく動かすことができます。
メリット:歯並びを広げてスペースを確保しやすく歯の移動も効率的に行えるため、歯並びを整えやすい
デメリット:固定式装置のため歯磨きがしにくくなる。歯並びの見た目は改善できるものの、舌突出癖などのお口の癖が残っている場合には後戻りが起こる可能性がある。その際は、別途お口の機能改善のための治療が必要

②Hyrax・取り外し式の小児用マウスピース型矯正装置(プレオルソ)・お口のトレーニングを組み合わせる治療
プレオルソは小児用マウスピース型矯正装置で、お口周りの筋肉や舌の使い方を整え、将来的に永久歯が正しく生えそろうことを促します。歯並びが乱れる原因そのものにアプローチできます。
メリット:舌突出癖などの改善に期待できる。お口周りの筋肉や舌の正しい使い方を身につけることで、歯並びの正常な発達を促し矯正後の後戻りのリスクを低減できる
デメリット:装置の使用スケジュールの管理やお口のトレーニングへの継続的な取り組みが必要。効果が十分得られなかった場合、歯を動かす治療が別途必要

また、どちらの治療方法も定期的な通院が必要で、お子様の成長発育の状況に応じて治療内容を調整する可能性があることも併せてお伝えしています。
ご家族でご相談いただいた結果、②のHyrax・プレオルソ・お口のトレーニングを組み合わせた治療を選択されました。

まず、Hyraxを使用して上あごを少しずつ広げる治療を行います。
同時に、「ポカンX」というお口を閉じる習慣づけを目的としたトレーニング器具を用いて、唇の筋力アップをはかりました。
口唇の力を高めることで、自然にお口を閉じた状態を維持しやすくなります。
また、舌や口周りの筋肉をバランスよく動かすトレーニング「あいうべ体操」も取り入れ、お口の機能改善に取り組んでいます。

上あごが8mm広がったところでHyraxを外し、次にプレオルソType1の使用を開始しました。
プレオルソは1日に一定時間装着することでお口周りの筋肉や舌の動きを自然に整えることができる仕組みで、Type1は叢生の改善に適した形状をしています。
プレオルソの使用と並行して、あいうべ体操も継続しました。

その後、プレオルソとトレーニングのみでは下前歯の叢生の改善が十分ではなかったため、Smartee Kinder(スマーティーキンダー)という別の小児向けマウスピース型矯正装置をプレオルソと併用しました。
Smartee Kinderはプレオルソとは異なり、歯をダイレクトに動かすことができるマウスピース型矯正装置です。
プレオルソと同様に1日に一定時間装着していただき、前歯の位置と歯並びのアーチを整え治療を終了しました。

矯正治療終了後は、歯並びを安定させるための保定装置を装着していただいています。

この治療のリスクについて

・治療中、発音しにくい場合があります
・治療中、舌が動かしにくいことがあります
・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

  • 年齢・性別 7歳女の子
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 1年8ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 500,000円
    (処置料、保定装置料含む)

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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診療科目 小児歯科、矯正歯科、予防歯科
自由診療 小児矯正治療、予防歯科(定期検診、虫歯のリスク検査など)
住所 〒053-0033 北海道苫小牧市木場町2丁目3-1
アクセス 「JR苫小牧駅」から徒歩5分
※駐車場:15台あり
診療時間 【月・火・木・金・土】
10:00〜12:00/14:00〜18:00

【日】
10:00〜12:00/14:00〜16:00
休診日 水曜・祝日
代表者 千枝 和巨

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